東京都市大学 研究者一覧
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232 TCU Research Directory教 授 西村 功建築学 建築構造・材料所 属工学部 建築学科所 属研究室建築構造学 西村研究室H Phttp://nishimura-lab.jp分 科細 目研究内容と目指すもの我が国の建築構造物の耐震性能を向上させることを目標に、免震構造部材あるいは制震構造部材の開発を行っている。理論的な研究成果を基に実験による実証研究を行い、新しい部材を開発してきた。実用化を目標としており、過去の研究成果は実施建物に応用されている。具体的には、本学世田谷キャンパスサクラセンター14号館に設置された非線形制震装置、東急建設と共同開発した戸建免震構造、国土交通省建設技術助成によって開発された新型免震用積層ゴム支承などがある。1限界耐力設計法に対応した免震構造の研究開発最近の研究テーマ2業績・プロジェクト・産学連携等3幾何学的非線形を考慮した曲げせん断部材の座屈後挙動日本建築学会構造系論文集 等論 文座屈安定性に優れた積層ゴム支承:特許第4738846号、波力発電装置:特許第569599号特 許国土交通省建設技術研究開発助成研究(上記 ②最近の研究テーマ 参照)プロジェクト参画科研費基盤研究C(3回)、部分免震構造の研究、木造戸建て住宅用免震構造の開発外部資金平成24年度から平成26年度までの3年間に渡り、国土交通省より建設技術研究開発助成を受け、新型免震構造用積層ゴム支承の開発を行った。従来よりも変形性能が2倍あり、小型で低価格の積層ゴム支承の開発に成功した。研究成果の公開実験は大手建設会社を含む60名以上の参加者を集め、平成27年6月3日に本学世田谷キャンパスにて行われた。工 学積層ゴム非線形座屈減衰装置動吸振器日本建築学会賞(H2年、技術賞)、日本免震構造協会賞(H20年、技術賞)受 賞日立機材受託研究(本学サクラセンター制振装置の開発)東急建設受託研究(戸建免震構造の開発)産学連携研究者情報

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