東京都市大学 研究者一覧
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236 TCU Research Directory准教授 信太 洋行建築学 建築構造・材料所 属都市生活学部 都市生活学科所 属研究室住宅生産研究室H P─分 科細 目研究内容と目指すもの住宅生産とは一般に「住宅をつくること」を意味しており、設計や工事を包含した概念である。高度経済成長期においては、住宅の効率的な生産が大きな課題であったが、住宅空間が充足し、かつ人口減少社会に入った今日、住宅ストックの老朽化を防ぎつつ活用していくことが大きな課題となっている。更には、運用時の省エネ・創エネといった環境への配慮も求められ、住宅を取り巻く環境は大きく変化しようとしている。この様な時代の転換の中で、「快適で持続可能な都市生活を実現していくためのモノやサービスとは何か」を主要テーマに、実プロジェクトに触れながら、その解決策を探る。1住宅部品の長期使用に係わるリスク・コミュニケーションに関する研究最近の研究テーマ2業績・プロジェクト・産学連携等3信太洋行、横山茂紀、野城智也;既存建築物の設備改修における3次元スキャニングの活用に関する研究、日本建築学会、日本建築学会技術報告集、第19巻・第43号、p1215~1218、2013年10月信太洋行、石井久史;可動ルーバーによる簡易ダブルスキンの開発と集熱効果の検証、日本建築学会大会学術講演梗概集(環境工学)、pp483-484、2013年8月信太洋行、野城智也、大岡龍三、その他6名;大学キャンパスにおけるゼロ・エネルギー・ビルディングの取り組み(その5)可動ルーバーによる簡易ダブルスキンの開発とその断熱性の検証、日本建築学会大会学術講演梗概集、pp1183-1184、2012年9月など 38件論 文「二重床パネル」「可動ルーバー」2件特 許独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「次世代省エネルギー等建築システム実証事業」(平成21年度)「外部可動ルーバーによる簡易ダブルスキン構法の開発」プロジェクト参画平成20年度グッドデザイン賞「サンブスギの家具」共同受賞受 賞昨今、住宅産業においては、製品安全、化学物質管理、リサイクル、省エネルギーなどの課題が増し、建材・住宅設備の材料からメンテナンス、リフォーム、リサイクルに至るプロセス全般に渡ってトレーサビリティを確保しつつ、効率的な対応も求められている。つまり、サプライチェーン全体で取り組む必要が生じ、その関係主体は一層増している様に思われる。そこで、本研究は各主体間に生じる認識のズレを「リスク」と捉え、このリスクを共有するためのリスク・コミュニケーションのあり方を検討している。工 学建築構法サステナブル・デザイン一般社団法人リビングアメニティ協会(ALIA)の受託研究産学連携研究者情報

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