東京都市大学 研究者一覧
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262 TCU Research Directory教 授 高木 直行総合工学 原子力学所 属工学部 原子力安全工学科所 属研究室原子力システム研究室H Phttp://www.nuc.tcu.ac.jp分 科細 目研究内容と目指すもの資源/安全/環境/核不拡散/社会受容性の総合的観点から望ましい核エネルギーの利用体系を追求します。これを実施する上では、単に炉心技術の観点のみでなく、核エネルギーシステム全体を俯瞰する視点を重視します。また基礎的な研究に偏向せず、実現可能性や経済性に配慮し、アカデミアと産業界の価値観をバランスよく取り入れた研究を目指します。1革新的な原子炉・サイクルシステムの研究最近の研究テーマ2業績・プロジェクト・産学連携等3Core Design and Deployment Strategy of Heavy Water Cooled Sustainable Thorium , Aug-12-2012, 4-8 1933-1945(2012) 他 多数論 文「高速スペクトル原子炉」ERC出版(2015)、「電気工学ハンドブック 第7版」オーム社(2013)「放射線と現代生活 ―マリーキュリーの夢を求めて―」ERC出版(2006) など著書・訳書JST「廃止措置工学高度人材育成と基盤研究の深化」(未臨界確保方策)、JST「新しい核反応制御法の開発(ImPACT)―重水炉と冷中性子を用いた新核変換法プロジェクト参画・外部資金日立GE、日立化成との燃料デブリ取り出し共同研究、中部電力からトリウム炉受託研究、東工大との廃炉共同研究、日本原子力研究開発機構との高温ガス炉共同研究など産学連携工 学高速炉固有安全炉トリウム燃料デブリ廃棄物「安全」のみならず「安心」にも配慮した革新的な炉システムを研究しています。●�使った以上の燃料を生み出すと同時に、生成した長寿命放射性廃棄物を核変換処理する「自己完結型原子炉」●濃縮・再処理なしで資源を最大活用する「CANDLE炉」●化学活性の高い金属Naでなく水で冷却する「トリウム増殖炉」●�万一の炉心崩壊事故時にもガッチリ放射能を閉じ込める「被覆粒子燃料軽水炉」溶け落ちた燃料デブリを安全に取り出す技術の開発炉心溶融した原子炉から、再臨界を生じさせることなく燃料デブリを取り出す技術をメーカーや他大学と共同で開発しています。CANDLE炉の発熱分布研究者情報

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