東京都市大学 研究者一覧
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38 TCU Research Directory教 授 関 良明計算基盤 情報セキュリティ所 属メディア情報学部 情報システム学科所 属研究室関[良]研究室(情報セキュリティ)H Phttp://www.yc.tcu.ac.jp/~seki_lab/分 科細 目研究内容と目指すもの知的協調作業支援技術、知識共有ネットワーク技術、情報セキュリティ行動支援技術の3つの先端技術に注目して、利用者自身が各種セキュリティ脅威を認識できる情報共有のシステムデザインを探究している。1最近の研究テーマ2業績・プロジェクト・産学連携等3従業員のTwitter利用における情報漏えいリスクアセスメント―投稿経験と投稿意識―、電子情報通信学会論文誌、Vol.J97-D,No.12,pp.1709-1713(2014.12) など34件論 文確認装置、確認方法及び確認プログラム(特許5112498) など15件特 許電子情報通信学会ライフインテリジェンスとオフィス情報システム研究会研究賞(2015.5)第10回情報科学技術フォーラム(FIT2011)論文賞(2011.9)受 賞情 報 学情報セキュリティ各種セキュリティを考慮した情報共有システムの研究● SNSにおけるリスクアセスメント �Facebookは利用者毎に親交範囲や深さが異なり、予期せぬプライバシー開示が発生する。利用者の設定状況と意識等を調査し、分析・評価する。● ビックデータを活用した観光地の混雑状況分析 �行き先の混雑状況をTwitterなどのデータ分析から簡便に抽出する手法を提案する。● Twitterと連動する安否確認情報共有システム �災害時の安否情報をコミュニティの利用者間で容易に確認できる携帯アプリを開発する。発足して未だ1年であるため、技術は確立途上であるが、以下の3つの技術を柱として、「セキュアな情報共有システムの設計と構築およびその評価」の提供を目指している。●知的協調作業支援技術共通の仕事や目的のために働く利用者のグループを支援し、共有作業環境インタフェースを提供するコンピュータベースのシステムを創造する。これは、教育・人材育成領域、環境・エネルギー領域への展開を想定している。●知識共有ネットワーク技術社会的ネットワークをインターネット上で構成するSNSを活用して、利用者の知識を共有できるサービスを提案する。これは、医療・福祉領域、防災・治安領域への展開を想定している。●情報セキュリティ行動支援技術コンピュータネットワークのリスクを利用者が正しく理解し、脅威を利用者が常に意識して行動する攻めのセキュリティを目指す。これは、利用者の視点、個人ユーザの視点への展開を想定している。提供を目指している技術研究者情報

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