東京都市大学 研究者一覧
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TCU Research Directory 89 准教授 髙橋 うらら健康・スポーツ科学 身体教育学所 属人間科学部 児童学科所 属研究室髙橋研究室(身体表現・舞踊教育論)H P─分 科細 目研究内容と目指すもの舞踊・ダンスは、言語が成立する以前からの感情表現の手段であり、他者とのコミュニケーションの手段であったとされています。しかし現在では、その目的が「見せる」ためだけに偏っているといわれています。舞踊・ダンス本来の「感情表現」や「他者とのコミュニケーション」に主眼を置き、年齢や性別、さらには経験や障害の有無に関わらず、誰もが即興的に創造的に表現できる場を作り出すことを目的に、その指導や援助の工夫、環境設定、教材開発などに取り組んでいます。さらに、それら「感情表現」や「コミュニケーション」としての舞踊・ダンスを自身の身体をもって経験し獲得した“まるごとの身体”で、子どもたちに接し、寄り添うことのできる保育者を育てたいと考えています。1最近の研究テーマ2業績・プロジェクト・産学連携等31)�井中あけみ・高橋うらら(2015)楽曲選択が身体表現活動に与える影響について. 豊橋創造大学短期大学部紀要第32巻. 1-152)�高橋うらら(2015)子ども一人ひとりの表現を大切に〜さくら・さくらんぼの「リズム」をのびのび・生き生きと〜. 女子体育第57巻. 16-21 など論文等1)公益社団法人日本女子体育連盟理事2)公益財団法人日本スポーツクラブ協会講師3)社会福祉法人にじのいえ理事 など社会活動1)�科学研究費助成事業 基盤研究B『創造的な身体表現活動での共振創出に関する研究―身体的共創から社会的共創へ―』研究代表者:西洋子(東洋英和女学院大学)に連携研究者として平成25年度参画2)�(公社)日本女子体育連盟関連研究プロジェクト『乳幼児期から小学生への体つくり運動・表現運動遊びについての幼小接続プログラムの構築』(平成24年度~25年度)研究代表者:高野牧子(山梨県立大学)に副代表として参画3)�国立民族学博物館文化資源プロジェクト平成21年度~23年度『表現で出会う・表現でつながる』正代表:西洋子(東洋英和女学院大学)に連携研究者として参画 などプロジェクト参画斎藤公子氏の保育における「身体」の捉え方の研究斎藤公子氏の保育実践の代名詞とも言える「リズム運動」を中心に、斎藤氏の「身体つくり」や身体表現に着目して研究を進めています。創造的身体表現活動と音楽の関係についての研究「思わず踊りだしてしまう」現象を音楽刺激の角度から研究しています。複合領域ダンス身体表現感性の教育運動指導舞踊教育体育科教育研究者情報

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