TCU Research Directory 2023
153/326

大オオムラ村 哲テツヤ矢准教授耐震性に関する実験および解析建築構造 / 構造デザイン / 耐震設計 / 構造解析自己修復型耐震壁を導入した建物TCU Research Directory 2023 151研究テーマキーワード建築都市デザイン学部 建築学科大村研究室研究者情報最近の研究テーマ● 自己修復型耐震壁の開発プレストレスを導入した耐震壁の実験および解析を行います。● 環境負荷低減を目指した耐震補強方法の開発省エネルギー、省廃棄物を考慮した耐震補強の実験および解析を行います。● 工事の品質管理向上に関する技術開発施工の省力化、簡素化を目指すことにより品質管理が向上する技術の開発を行います。研究内容と目指すもの日本は地震大国であり、建物は地震に耐えうる性能を持つように設計するものと法律で定められています。しかし、法律が定められた以前の古い建物はその性能を持っていません。また、新しい技術で建てられた建物は、倒壊しないように設計されていますが、大地震後には、継続して建物を使用できるとは外部資金• 産学連携共同研究:超音波探傷試験によるRC造壁の健全性検査に関する調査研究• 産学連携共同研究:吊り天井の耐震性に関する研究限りません。このような背景から、古い建物については耐震補強をどのように実施していくべきか? 新築の建物については地震に対してどのような性能を設定して設計していくべきか? を実験してコンピューターによるシミュレーションを行うことにより研究しています。• 日本鉄筋継手協会調査研究:偏芯を有するガス圧接継手の引張強度に関する研究• 日本鉄筋継手協会調査研究:ネジ節鉄筋SD490のガス圧接作業標準の改善に関する調査研究技術の特徴建設労働者数の減少、環境負荷低減を考慮して、作業の簡素化、効率化、省廃棄物化を目指した工法に着眼し、建物の品質と耐震性を確保します。技術の用途耐震設計、耐震補強企業等との連携可能テーマ• 建築構造、耐震設計、耐震補強に関する実験および解析知的財産権・関連論文情報・著書シアスパン比が1以下のRC造耐震壁の水平耐力評価に関する考察:河崎守,大村哲矢,石井亮太,日本建築学会技術報告集,第24 巻第57号,p667~672,2018年6月,静定構造力学の解法,共著,2017年4月,オーム社

元のページ  ../index.html#153

このブックを見る