TCU Research Directory 2023
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原ハラダ田 公ヒロアキ明特任教授さいたまスーパーアリーナ阿蘇くまもと空港ターミナルビル白金の丘学園法政大学富士見ゲート武蔵野大学第一体育館沖縄セルラーフォレストビル160 TCU Research Directory 2023社会貢献できる構造設計・構造デザインに関する研究構造設計 / 構造デザイン / 構造モニタリング / 木鋼ハイブリッド構造研究テーマキーワード建築都市デザイン学部 建築学科原田研究室研究者情報最近の研究テーマ構造ヘルスモニタリング研究、木鋼ハイブリッド構造研究2003年から日建設計東京ビルの地震計測及び研究を行いながら、地震直後専門家が関わることなく即時に、建物の被災度判定を提供できるシステム(NSmos)を開発しました。東京都市大学でもこの研究を継続します。近年、環境負荷低減及びCO₂削減のため非住宅建築への木造利用の機運が高まっています。木鋼ハイブリッド構造は、木質部材の意匠性持続可能性、と鋼材の剛性と靭性を兼ね備えた構造です。各々の素材の良さや特徴を生かした構造を用いた建築作りの研究に取り組みます。研究内容と目指すもの建築構造設計に従事し36年間、超高層・大スパン・耐震・制振・免震構造と様々な用途、構造形式の設計を行ってきました。古代ローマの建築家ヴィトルヴィウスは、建築は「強」「用」「美」の理が保たれるようにと、説いています。地震や暴風など自然災害を受ける日本では、構造設計や構造設計者の社会へ果たす役割や期待は大きいものがあります。今年4月から立ち上がった研究室ですが、これまでの構造設計の実務も兼任しながら、時代の要請に沿えるような研究活動(構造ヘルスモニタリング研究、木鋼ハイブリッド研究等)を行っていきます。なお建築構造設計の思想や哲学を研究を通して伝え、社会に通用する人材育成及び教育を目指します。研究の特徴構造ヘルスモニタリングにより構造を見える化を行い、専門家だけではなく一般市民に対して地震後の性能をわかりやすく伝える研究とします。研究の内容• 耐震設計• BCP対策• 環境配慮・CO₂削減企業等との連携可能テーマ• 建築構造• 耐震設計• 構造ヘルスモニタリングに関する分析と研究知的財産権・関連論文情報・著書• 木鋼ハイブリッド構造(知的財産権)• 広さ高さ長さの構造デザイン(建築技術)• 多様化する構造デザイン(建築技術)• 構造デザインマップ東京(総合資格学院)

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