TCU Research Directory 2023
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坂サカイ井 文アヤ180 TCU Research Directory 2023公民連携でつくりそだてる公共空間公民連携 / エリアマネジメント / ランドスケープ / 公園緑地研究テーマキーワード教授都市生活学部 都市生活学科エリアマネジメント研究室研究者情報最近の研究テーマ少子高齢社会に伴う財源縮小に対応した公共空間や公共施設の整備とマネジメントについて、特に、公民連携による新たな取り組みやその運用財源の確保の手法に着目して、英米の先進的な取組みから分析しています。具体的には、公園やスポーツ施設を含む公共施設のストック活用や都市開発に伴う公共空間の整備、また地方創生における公民連携の手法に着目しています。研究の成果は、論文としてアウトプットすると同時に省庁や自治体の委員会等での意見や講演を通して知見を広め議論を展開しています。研究内容と目指すもの持続可能な都市の創造と運営を目的とした、よりよい都市環境のデザインとマネジメントについて研究活動しています。公民連携の都市開発やエリアマネジメントを通して、少子高齢社会における都市や地域の持続可能な発展を目指しています。専門は都市計画の景観・公園緑地ですが、建築設計やランドス外部資金• 科学研究費 基礎研究(c)20K04856「都市開発によって創出された民有公的空間の持続可能な民間管理に向けた手法調査研究」• 科学研究費 基礎研究(c)17K06727「英米の官民連携による公園緑地マネジメントの運用手法と財源についての調査研究」• 科学研究費 基礎研究(c)26420595「民間都市開発の公的貢献による都市環境整備の方法論についての調査研究」ケープ設計の実務経験をいかし、研究を通して得た新たな知見と合わせて都市空間を多面的にとらえた提案を目指しています。また英米を中心とする海外や、国内の先進的な手法を分析しその展開の方法を考えています。• 旭硝子研究助成 「都市再開発事業によって創出された公共空地の民間管理の現状と課題に関する研究」• 科学研究費 基礎研究(c)22560595「英米の1965-95年の公園緑地政策の変遷」研究の特徴公民連携の都市開発を進め持続可能なマネジメントを実現するためのエリアマネジメントのしくみを具体の事業や自治体の取り組みに適用。よりよい都市環境整備に寄与する、開発計画の事前協議における公民連携のしくみを確立し自治体の具体の運用に適用。研究の内容エリアマネジメントの技術は、公民連携の都市開発とその後の管理運営をすすめるうえで活用されています。景観デザインレビューは、自治体における景観審議会や、デザインコンペ等の審査結果の実現に向けた過程において利用されています。企業等との連携可能テーマ• 公民連携による公共空間や公共施設の再生• エリアマネジメントによる公民連携のまちづくり• 公園などのパブリックスペースの再生とマネジメント• 景観計画の策定、デザイン・レビューや景観教育を通した景観まちづくり知的財産権・関連論文情報・著書• 「英国CABE 建築デザイン・都市景観」(坂井文・小出和郎、2014年、鹿島出版会)• 「イギリスにおける都市開発にともなう公的貢献制度の変遷と運用実態」日本建築学会計画系論文集、82巻739号、pp.2343-2350

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