TCU Research Directory 2023
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平ヒラノ野 拓タクイチ一准教授196 TCU Research Directory 2023小型無線機の開発、乳がん検査用レーダーの研究無線通信 / 小型無線機 / アレーアンテナ / アレー信号処理研究テーマキーワード理工学部 電気電子通信工学科通信システム 平野研究室研究室HP研究者情報最近の研究テーマ6G(第6世代移動通信システム)に向けた300GHz帯アレーアンテナ、オンチップアンテナ搭載ミリ波帯(60GHz) シリコンCMOS無線機の研究をしています。CMOSチップでオンチップアンテナを一体化した場合、シリコン基板の損失が大きな問題となります。損失問題を克服し、小型で信頼性のある無線機の開発を目指しています。また、3-10GHz帯のUWBによるアレーアンテナで乳がん診断する技術の研究を進めております。研究内容と目指すものより豊かな生活の実現を目指して、社会インフラ、小型デバイス、医療応用を目的とした無線技術の応用を研究しています。災害時または過疎地域で有効な無線インフラ、あらゆる物がインターネットに繋がるIoT(Internet of Things)のための外部資金• 科学研究費補助金(基盤研究(C)), 課題番号:22K04093, 2022年度~2025年度(代表)• NICT・テラヘルツ帯を用いたBeyond 5G超高速大容量通信を実現する無線通信技術の研究開発, 2021年度~2024年度(分担)• 科学研究費補助金(基盤研究(C)), 課題番号:17K06418, 2017年度~2019年度(代表)ミリ波帯(60GHz)シリコンCMOS無線機、乳がん診断用のUWBレーダーなどの研究をしています。社会における大学の責務として、基礎理論も重視しながら、実際に役立つ製品を視野に入れて研究開発を行います。• 科学研究費補助金(若手研究(B)), 課題番号:26820139, 2014年度~2016年度(代表)• AMED 委託研究開発, 2015年4月~2017年3月(分担)• 科学研究費補助金(若手研究(B)), 課題番号:24760291, 2012年度~2013年度(代表)• 半導体理工学研究センター(STARC), 2009年4月~2012年3月(代表)技術の特徴数mm角の無線機の開発無線機システムの研究には集積回路、アンテナ、変復調・信号処理技術、伝搬と広い知識が必要になります。数mm角の無線機実現を目指して研究を行います。また、現在の高度な要素技術を組み合わせたネットワークシステムの提案を行います。技術の用途あらゆる機器がネットワークにつながり、より豊かな社会の実現に向けたIoT(Internet of Things)を実現する無線機の開発、また無線技術の医療、社会インフラへの応用に向けた研究を行っています。企業等との連携可能テーマ• アレーアンテナ理論、アレー信号処理• マイクロ波、アンテナ工学• 数値解析、電磁界シミュレーション技術知的財産権・関連論文情報・著書• 平野拓一 他, “真性素子特性抽出方法, 特願2008-053061.• T. Hirano, Microw. Opt. Tech. Let., Vol.60, No.5, pp.1072-1075, May 2018.• 平野拓一, 有限要素法による電磁界シミュレーション, 近代科学社, 東京, 2020年9月.

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