TCU Research Directory 2023
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藤フジワラ原 賢ケンジ二講師TCU Research Directory 2023 221リポジトリマイニング技術を活用したソフトウェア開発者と学習者支援リファクタリング / プログラミング教育 / リポジトリマイニング / プログラム解析研究テーマキーワードメディア情報学部 情報システム学科藤原研究室(ソフトウェア開発者支援)研究室HP研究者情報最近の研究テーマ大規模言語モデルに基づくリファクタリング支援の研究を行っています。大規模言語モデルはOpenAI社のChatGPTが有名ですが、中にはソースコードに特化したモデルも提案されています。我々の研究室ではこの大規模言語モデルを用いて、ソフトウェア開発において重要なリファクタリング(構造の再設計技術)の自動推薦に関する研究を行っています。研究内容と目指すもの近年のソフトウェア開発技術の進歩はめまぐるしく、ソフトウェアを用いて実現可能なことはますます増えてきています。一方で、技術の進歩により、ソフトウェア開発に携わる開発者が身につけなければいけない技術は増加しています。加えて、ソフトウェアもますます複雑化してきており、デジタル化社会を外部資金• 多階層マルチスケール・ソフトウェア分析基盤に関する研究開発(分担科研費) 小学生のプログラミング行動履歴に基づくラーニングアナリティクス環境の構築(代表科研費)維持するためにはソフトウェア開発の支援技術やソフトウェア技術者教育の高度化が必須であると考えています。藤原研究室ではこの問題を解決するために個々の様々な研究を行っています。研究の特徴ソフトウェアの開発履歴を分析することで、企業等で働く開発者から学生などのソフトウェア開発を学ぶ初学者まで幅広く支援することを目的としています。研究の内容開発者支援の研究では、開発者らの開発履歴を分析します。特にプログラムの変更履歴を解析することで、より良いソースコードをデータマイニングに基づいて自動推薦するような研究をしています。一方で、初学者の支援では、学生らの開発(学習)履歴を分析し、教員や個々の学習者に適切なフィードバックを返す技術を研究しています。企業等との連携可能テーマソフトウェア工学研究の企業での展開・実践について連携可能です。知的財産権・関連論文情報・著書論文URL https://www.jstage.jst.go.jp/article/jssst/35/1/35_1_3/_article/-char/ja/ https://ieeexplore.ieee.org/document/10123593

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