TCU Research Directory 2023
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佐サトウ藤 圭ヨシヒロ浩講師材料組織画像の解析による粒子ネットワーク(形態)状態と物理学特性の対応付けに関する定量評価法の構築228 TCU Research Directory 2023様々なデバイスデータから新たな特徴を発見・解明視覚情報処理 / 画像処理・解析 / 形状解析 / 知能処理システム研究テーマキーワードデザイン・データ科学部 デザイン・データ科学科マルチメディア知能処理研究室研究者情報最近の研究テーマ● 裸眼式立体ディスプレイの高度化普段利用されているディスプレイは平面画像しか表示できず、解像度の上限まで到達しつつあります。より多くの情報を観察者に提供するために、3Dメガネ等を利用しない裸眼式立体ディスプレイの改良や新しい表示方式の研究を進めています。● 機械学習を用いた震源分布形状の把握(異分野融合研究)地震の震源も3次元座標上で表わされる3次元点群と似たようなデータ構造をしています。3次元画像解析や形状解析の技術を固体地球科学に適用することで、断層面の推定を高度化する研究を進めています。● 粒子形態解析およびシミュレーション電子顕微鏡画像より、粒子配置の変化による物性値の変化の対応付けおよびシミュレーションによる粒子配置の時系列変化に対する評価などの研究を進めています。研究内容と目指すもの世の中の様々な形態は、自己組織化と呼ばれる物質や生体細胞などの個々の自律的な振る舞いによって、様々な形態を成しています。本研究室では、様々な形態を構築する自律的な振る舞いの仕組みを明らかにし、新たな構造特徴理解や新たな構造理技術を駆使し知能システムとして構築② 新しい情報提示方式の開発研究の内容① 目視検査・評価・分析等による形態・形状・物体認識の自動システムの構築。形態・形状変化における定量評価法の構築② 高度な裸眼式立体ディスプレイの構築。裸眼式立体ディスプレイの普及。デジタルサイネージの高度化企業等との連携可能テーマ• 画像内被写体の形態・形状の認識・解析・分析に関する研究(2次元・3次元問わず)• 特殊デバイスから得た信号の波形形状の認識・解析に関する研究• 裸眼式立体ディスプレイを活用した運用システム開発に関する研究知的財産権・関連論文情報・著書Morphological characteristics of self-assembled aggregate textures using multifractal analysis: Interpretation of Multifractal τ (q) Using Simulations Investigation of Visual Stimulus Signals Using Hue Change for SSVEP Aerial Floating 3D Display Device with Lenticular-type Naked-eye 3D Display and Crossed Mirror Array設計法などを解明する事を目指しています。また、生体細胞の形態は、人の脳構造にも密接しており、知能処理システムとして、脳の機能(主に視覚認識)のシステム化をする研究も進めています。研究の特徴① 人の無意識下及び意識下における視覚的認識機能を情報処

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