TCU Research Directory 2023
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葉ハムラ村 真マサキ樹特任教授イノベーションプラットフォーム戦略研究経営戦略 / 都市イノベーション / 社会システムデザイン / デジタルトランスフォーメーション研究テーマキーワードデザイン・データ科学部 デザイン・データ科学科研究者情報② ソーシャルインパクトボンドなど、スマートシティ開発における民間投資に向けた経済的インセンティブスキームに関して、ケーススタディを実施③ 30年後における行政サービスのあり方として、市民参加型のトークンエコノミー構築による互助型サービス運営の可能性について検討④ Generative AIが都市活動に与える影響と企業および産業活動に与える影響について230 TCU Research Directory 2023最近の研究テーマ① 政治・経済・社会・技術に関する環境変化に伴い、不確実性を考慮した上で、シナリオプランニング手法による自治体の長期戦略立案の有効性について東京大都市圏郊外都市をフィールドに検証研究内容と目指すもの基本的には実践的な理論構築と、構築した理論に基づくサービス等を具体的に実装した上での検証がメインです。実際の企業のサービス開発の現場や、自治体等の将来ビジョンに関する検討に資することを研究の旨としています。そのため、研究成果については論文としてまとめること以上に、具体的に社会実装されていくことを最終的な目指すもの外部資金2020年度• 町田市「町田市未来都市研究 2050」に関する共同研究• 有限監査法人トーマツ「日本のスマートシティにおけるファイナンスのあり方」に関する共同研究となります。研究室に閉じこもるのではなく、大企業からスタートアップに至るまでの民間企業や、都市を生きる人々の生活を支える自治体などの行政組織との共同研究=SDG17「パートナーシップで目標を達成しよう」、を研究そのもののスタンスとして非常に重視しています。研究の特徴インターネット企業(Google、Twitter、LINE)における実務経験をベースに、「技術」についてはいかに活用するかに力点を置き、むしろ実装に向けた実践に基づく理論、理論に基づく実践を目指し、特に都市をフィールドとした新しい社会システムデザインやイノベーション創出をテーマとしています。研究の内容基本的には実践的な理論構築と、構築した理論に基づくサービス等を具体的に実装した上での検証がメインです。実際の企業のサービス・事業開発の現場や、自治体等の将来ビジョンに関する検討に資することを研究の旨としています。企業等との連携可能テーマ• 都市のデジタルトランスフォーメーションに関するサービス開発や実装に向けた社会実験やビジネスモデル構築• トークンエコノミー/ソーシャルインパクトボンドなど、都市開発や運営における新たな経済スキームに関する検証知的財産権・関連論文情報・著書• 『都市5.0 アーバン・デジタルトランスフォーメーションが日本を再興する』,2020年3月,翔泳社(編著)• 『破壊--新旧激突時代を生き抜く生存戦略』,2018年4月,ダイヤモンド社(単著)

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