TCU Research Directory 2023
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髙タカハシ橋 うらら准教授運動遊びや身体表現活動の指導・援助健康・スポーツ科学 / 身体教育学 / 舞踊教育論 / 身体表現論様々な素材の「モノ」が「しかけ」となり、身体が動き、表現が広がるTCU Research Directory 2023 259研究テーマキーワード人間科学部 人間科学科身体表現研究室研究者情報最近の研究テーマ子どもの素朴な身体表現に寄り添い、より豊かな表現を引き出すためには、保育者自身の身体を通して生まれてくる言葉や感覚が重要となることは言うまでもありません。その保育者の豊かな感性や身体性を磨くためのワークショップのデザインを通して、保育者の資質向上を探っています。また、子ども、大人にかかわらず、自発的に身体を動かしたくなる「しかけ」として、活動場所の明るさや映像、モノ、音(音楽)といった環境に着目し、音楽教育専門家や幼稚園園長らと共同で研究をすすめています。研究内容と目指すもの子どもの豊かな感性や創造性を育むために、「身体」に着目し、運動やダンスといった身体表現活動の指導・援助について研究をすすめています。具体的には、子どもが自発的に、運動や身体表現活動に取り組めるような環境設定や言葉かけなどを中心に、活動プログラムの検討や教材研究に取り組んでいま外部資金• 科研費基盤研究B『創造的な身体表現活動での共振創出に関する研究―身体的共創から社会的共創へ―』研究代表者:西洋子(東洋英和女学院大学)に連携研究者として平成25年度参画す。さらに、舞踊・ダンスは、言語が成立する以前からの感情表現で、自発的創造的であり、コミュニケーションの手段であることに着目し、年齢や性別、経験の有無にかかわらず、誰もが自発的創造的に身体表現活動ができる場を探究しています。• (公社)日本女子体育連盟関連研究プロジェクト『乳幼児期から小学生への体つくり運動・表現運動遊びについての幼小接続プログラムの構築』(平成24年度~25年度)研究代表者:高野牧子(山梨県立大学)に共同研究者として参画研究の特徴子どもの豊かな感性や創造性を育むために、「身体」に着目し、自発的に運動や身体表現活動に取り組めるような環境設定などを中心に、活動プログラムの検討や教材研究に取り組んでいます。また年齢や経験の有無にかかわらず、誰もが表現できる場を実践を通して探究しています。研究の内容運動・身体表現活動を豊かに展開するには…。子どもたちが自発的に動き出す「しかけ」として、活動場所の明るさや映像、モノ、音(音楽)に着目し、音楽教育専門家や幼稚園園長らと共同で実践を通して研究をすすめています。企業等との連携可能テーマ• 現職保育者のための研修プログラムの開発• 子どもの豊かなこころと身体の育ちを支援する親子参加型プログラム• 身体表現ワークショップ(子どもから大人まで)の提案知的財産権・関連論文情報・著書• 髙橋うらら、井中あけみ、(公社)日本女子体育連盟、幼児の表現 音素材の工夫で子どもの身体表現活動を豊かに : 様々な表現を楽しむ活動表現活動を豊かにする、2019、女子体育61-6、16-21• 髙野牧子、髙橋うらら 他、同文書院、うきわくわく身体表現あそび~豊かに広げよう!子どもの表現世界~、2015、12-16、130-131

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