堀ホリコシ越 篤アツシ史准教授量子力学に対する多角的アプローチ量子力学 / 量子ダイナミクス / 波束のダイナミクス / 有効古典力学TCU Research Directory 2023 319研究テーマキーワード理工学部 自然科学科基礎物理学研究室研究室HP研究者情報最近の研究テーマ1973年、南部陽一郎は従来の古典力学を一般化した南部力学を提案しました。私たちは最近、半古典近似を行った量子力学系のダイナミクスが南部力学により記述されることを見出しました。この事実を利用して、量子力学系の新しい強力なシミュレーション法として南部力学に基づいた分子動力学法の開発を行っています。一方、近年の量子技術の進歩により、量子力学に基づいて動作するコンピュータである「量子コンピュータ」の開発が進み、クラウドを通して手軽に利用できるようになっています。量子コンピュータは量子力学の手軽な実験場であり、量子コンピュータを動かすことで量子力学に対する理解を深めることができます。特に教育の現場における量子コンピュータの活用法について研究しています。研究内容と目指すもの研究分野は理論物理であり、理論計算とコンピュータシミュレーションにより、古典力学/量子力学系の動的な振る舞いを研究しています。原子・分子系から素粒子・原子核系まで適用可能な新しい計算手法を開発し、古典力学と量子力学のはざ外部資金• 挑戦的萌芽研究「南部力学に基づいた新しい分子動力学法の開発と量子ダイナミクス計算への応用」（H26-H27）まで発現する新規な現象の解明を目指しています。また、量子力学に対するダイレクトなアプローチとして量子コンピュータの有効な活用法についても研究しています。技術の特徴量子力学をさまざまな視点から捉え、新たなものの見方と解析法を提供します。技術の用途材料開発、物性分析、社会分析企業等との連携可能テーマ• 量子力学系のシミュレーション• シミュレーションにおける有効な差分化法の開発• 量子コンピュータを用いた量子情報教育知的財産権・関連論文情報・著書Cristel Chandre, Atsushi Horikoshi，Classical Nambu brackets in higher dimensions, J. of Math. Phys. 査読有，2023年, 64（5） 052702-1-9
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