TCU Research Directory 2023
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和ワタダ多田 雅マサヤ哉教授片麻痺患者用に開発した片手で操作ができるパワーアシスト車いす。リハビリに役に立つ支援機能を搭載しています。60 TCU Research Directory 2023医療機器開発・日常生活動作の支援機器開発医療機器 / 生活支援・福祉機器 / アクチュエータ / 電気機器研究テーマキーワード理工学部 医用工学科臨床器械工学研究室研究者情報最近の研究テーマ● 外科手術用ロボットマニピュレータ(鉗子)の開発● カプセル型内視鏡システムの開発● 高齢者用移動支援機器システムの開発● 肢体不自由者用片手こぎパワーアシスト車いすの開発研究内容と目指すもの工学と医学を有機的に結びつけた医用工学分野において、“機械”的および“電気(電子)”的な手段を取り入れた技術を構築して、疾患(病気)を持つ患者さん、高齢者や障がいを持つ人々をサポートする“臨床医療技術”や“生活支援・福祉技術”など、幅広い領域におよぶ研究を展開しています。高齢者や障外部資金• 科学研究費補助金萌芽研究 「半身麻痺者への適応を目的とした片手こぎパワーアシスト車椅子の開発」<課題番号18650163>がいを持つ人々が一般の人々と同じ生活が可能となる、垣根のない社会、共に生きていく社会「インクルーシブ社会」の実現を目指しています。基本的には、実機の設計・試作、および実験的検証を主眼として研究を進めています。技術の特徴高齢者や障がいを持つ人々が一般の人々と同じ生活が可能となる、垣根のない社会、共に生きていく社会「インクルーシブ社会」の実現が可能。技術の用途工学と医学を有機的に結びつけた医用工学分野において、“機械”的および“電気(電子)”的な手段を取り入れた技術を構築して、疾患(病気)を持つ患者さん、高齢者や障がいを持つ人々をサポートする機器の開発。企業等との連携可能テーマ• 高齢者や障がいをもつ人々が利用する移動支援機器システムの開発• 老老介護に対応する負担軽減が可能な支援機器の開発• 筋力訓練、歩行訓練を中心としたリハビリ機器の開発• 高齢者や障がいを持つ方々を対象とした運動支援機器の開発知的財産権・関連論文情報・著書上福元、和多田、他「歩行器の転倒防止装置の開発のための転倒判断指標の検討」日本AEM学会誌、Vol.24、No.3、pp.222-227(2016)など査読論文(日本語9件、外国語9件)、国際会議論文(外国語13件)、研究発表予稿あり(日本語60件、外国語8件)

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