TCU Research Directory 2023
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飯イイジマ島 健ケンタロウ太郎教授都市のグリーンインフラに関する研究環境緑地 / 都市緑化 / グリーンインフラTCU Research Directory 2023 69研究テーマキーワード環境学部 環境創生学科応用生態システム研究センター研究者情報最近の研究テーマ特に都市のグリーンインフラの技術研究として、「臨海部を対象とした土壌汚染とファイトレメディエーション技術」、「多様な人工面の再緑地化技術と暑熱環境緩和効果」、「都電荒川線の軌道緑化と暑熱環境緩和効果」、「建築緑化とストームウォーターマネージメント技術」、「都市公園のもたらす周辺地域の環境不動産価値の研究」、「緑地のもたらす人の健康と心理的生理的効果」など、緑地創生と環境改善、防災減災、人の健康に関する研究に携わっています。研究内容と目指すものグリーンインフラ研究として、自然が持つ多様な機能を賢く利用することで、持続可能な社会と経済の発展に寄与するインフラや土地利用計画を模索しています。都市(建築、街区、地域)や、より広域の国土のグリーンインフラとしての複合的外部資金• 受託研究 石勝エクステリア、大和リース、都市緑化機構、緑の協会、トーケン、東京都交通局、積水ハウス、全国鉢物類振興プロジェクト協議会環境機能をもたらす緑地空間の保全創出によりもたらされる ①環境改善、②減災・防災、③健康増進など検証研究を行うと共に、その具現化と持続可能な「技術」と仕組みづくりに係る「計画論」を体系的に研究しています。技術の特徴都市部の多様な人工面、建築、土木空間に創出される緑化技術の開発とともにその緑地による環境改善効果、減災効果を究明しています。具体的には重金属土壌汚染とファイトレメディエーション、人工面に敷設可能なハイブリッド芝、緑化基盤の雨水流出遅延効果などです。技術の用途開発された様々な種類、形態、規模の緑化が、都市施設として適材適所に配置されることにより、効果的な土地の用途転換と複合機能化など、建築、街区計画に反映され、持続的な環境創造を図ることを意図しています。企業等との連携可能テーマ• 都市のグリーンインフラ(緑地と環境改善、防災減災、健康)に関する研究• 建築、土木空間の緑化技術に関する研究• 緑地と心理生理的効用の研究知的財産権・関連論文情報・著書• 飯島健太郎:緑化工学から見たグリーンインフラ、日本緑化工学会誌第43巻、3号、pp.470-478(2018)• 飯島健太郎:シンガポール都市緑化と緑政策、芝草研究46巻、2号、pp.129-136(2018)• 飯島健太郎ほか、マルモ出版、私たちが描く未来の環境都市、(2018年)全128ページ編著、担当pp.123-127• 飯島健太郎監修、グラフィック社、サボテン全書、全391ページ

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