TCU Research Directory 2023
73/326

史シ 中チュウ チョウ超教授天空地センシング技術の融合および応用に関する研究センシング技術 / 環境モニタリング / 地理環境情報 / ビックデータ分析研究テーマキーワード環境学部 環境創生学科史研究室(スマート・エコシティ)研究室HP研究者情報最近の研究テーマ最近、IOTやAI、自動運転、ビックデータ解析などの技術の進歩により、より安全・安心・快適・スマートなまち・暮らしの実現が大きく前進してきています。これらの技術の中心がセンシング技術とビックデータの収集・解析にあります。本研究では、天(衛星)・空(飛行機・ドローン)・地(計測車両、地上型センサ、スマホ等)センシング技術により取得したデータの融合技術を開発し、スマートシティやスマート農業、スマート林業などの分野への応用技術の開発を行っています。研究内容と目指すもの本研究室では、安全安心快適スマートなまち・暮らしの実現を目指し、ドローンをはじめ、GIS(地理情報システム)、RS(リモートセンシング)、GPS(全地球測位システム)いわゆる3S技術を用いて、都市空間や地理環境、交通、農業、気象などにかかわる情報をビックデータとして収集・管理し、AI(人工知能)によ外部資金• 日本スーパーマップ(株)「AIによる稲の病気の自動認識システムの開発」((R1.11-R3.3)• JICA「草の根技術協力事業」(H23.12-H26.11)り解析を行い、スマートなまちづくり(安心安全快適な暮らし、省エネ、少子高齢化対策など)や自動車・トラクターの自動運転支援、精密・スマート農業、スマート林業、防災・減災など幅広い分野への応用技術の開発を行っています。• (株)パスコ受託研究「GISソフトPascalのための三次元可視化技術に関する研究」(H19.2-H20.3)• ユニバーサルテクノ(有)「航空レーザデータを用いたDEMの自動生成」((H15.4-H20.3)  計5件技術の特徴天(衛星)・空(飛行機・ドローン)・地(計測車両、地上型センサ、スマホ等)センシング技術の融合・補完により、豊富な時空間情報を取得できるだけでなく、ディープラーニング(深層学習)等技術による付加価値の高い情報の抽出も可能となります。技術の用途地理環境情報の収集・解析をはじめ、地球変動シミュレーション、自動運転のための3次元空間データの取得・更新、スマート農業・スマート林業の実現に必要不可欠な植物生育状況などの情報収集管理・機械等の作業の自動化など幅広い分野での利用が期待できます。企業等との連携可能テーマ• 天空地センシング融合技術および応用技術の開発• スマート森林管理ソリューションの開発• AIによる森林病害(枯損)の早期発見技術の開発知的財産権・関連論文情報・著書• Zhao, L., Shi, Y., Liu, B., Hovis, C., Duan, Y., Shi, Z., Finer classification of crops by fusing UAV images and Sentinel-2A data, Remote Sensing(IF 4.118), 2019, Vol. 11, No. 24, pp1-17• Chen S., Zhang K., Wu S., Tang Z., Zhao Y., Sun Y., Shi Z., A Weakly Supervised Approach for Disease Segmentation of Maize Northern Leaf Blight from UAV Images, Journal of Drones, 2023, Vol. 7, No.3, 173, pp.1-20• スマート農業・精密農業ソリューションの開発• Aiによる作物病害の自動認識技術の開発• 災害ビックデータ収集・解析・シミュレーションTCU Research Directory 2023 71

元のページ  ../index.html#73

このブックを見る