TCU 研究者一覧
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TCU Research Directory 2018 119 関連論文情報相談に応じられるテーマこれまで都市や農村、土地利用や交通といった区分に囚われず総合的な立場で、土地利用計画、国土計画、地域計画等に取り組んできた。都市や地域の「計画」は、「技術」というより、対象地域の的確な分析に基づく深い理解の上に立脚した、組織、段取りを含む計画制度が基盤であると考えている。そこで、現実の計画策定や計画制度構築にあたって参考になる材料の提供と必ずしも十分に使われていない既往の計画制度等の具体的な活用方法、さらに、今後の計画制度構築に向けての提案に繋がる研究を心がけている。研究内容と目指すもの1. 人口減少を背景とした新たな時代の地域整備● 地方都市中心市街地への人口回帰、マンション立地、空き家・空室の実態と課題、中心市街地の範囲の捉え方、中心市街地における景観計画・条例の適用の実態と課題● 首都圏郊外住宅地での高齢化の違いとその要因● 首都圏郊外部の鉄道利用者数の維持と周辺土地利用との関係2. 玉川全円耕地整理事業実施後の市街地変化の分析最近の研究テーマ外部資金● 日本学術振興会科学研究費(2017年~現在)● 不動産流通経営協会(2017年)● 大林財団(2017年)● 民間都市開発機構(2009〜2010年)知的財産権・関連論文情報・著書● 地方都市中心市街地の活性化方策● 都市と農村を通じた総合的な土地利用計画の立案、特に国土利用計画法に基づく計画制度の活用● 高齢化社会における一般住宅地の維持方策、鉄道利用者の維持方策キーワード中村 隆司 准教授ナカムラ タカシ計画マネジメント所属研究室工学部 都市工学科建築・土木建築・土木所属人口減少時代の地域整備、土地利用計画、国土計画、地域計画、計画制度、地方都市中心市街地活性化● 中村隆司、地方都市における中心市街地の人口回帰の実態、都市計画論文集、査読有、51-2,2016,pp.159-166,DOI:https://doi.org/10.11361/journalcpij.51.159● 中村隆司,鉄道駅周辺の土地利用と駅乗降客数の動向に関する研究、都市計画論文集、査読有、50-3,2015,pp.1324-1329,DOI:https://doi.org/10.11361/journalcpij.50.1324● 中村隆司,人口減少局面の国土利用計画-国土形成計画の記載事項に関する国土利用計画法制度の活用の可能性と課題-,地域開発,609,2015,pp.45-48● 中村隆司,国土法40年にあたって-今後への期待と課題-,土地総合研究,23-1,2015,pp.65-75,http://www.lij.jp/html/jli/jli_2015/2015winter_p065.pdf● 中村隆司,「新たな公」による地域整備の実現-モデル定住圏の地域行動計画の経験から考える-,土地総合研究,17-1,2009,pp.3-7,http://www.lij.jp/html/jli/jli_2009/2009winter_p003.pdf● 森山長和,中村隆司,都市計画マスタープラン制度における都道府県と市町村の調整に関する研究,査読有、43-1,2008,pp.42-50,DOI:https://doi.org/10.11361/journalcpij.43.1.42久留米市中心市街地における空室率別マンション分布

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