TCU　研究者一覧

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126 TCU Research Directory 2018相談に応じられるテーマ近年システムの複雑化の進展は激しく、それに伴い多くの設計変数を同時に最適化することが求められている。設計変数が数十であった頃は熟練設計者による最適化が可能であったが、設計変数が数千にも達すると人手による最適化は不可能である。そこでコンピュータを用いて、実用的な時間内に必用とする条件を満たす最適解、準最適解を複数発見し、その中から設計者が選択できるようにすることが重要である。この問題を各種メタヒュ―リスティックス手法を用いて解決するとともに、専用プロセッサを開発して更なる処理の高速化を目指す。研究内容と目指すもの無線センサネットワークは電池で運用されるため電力の効率化が求められる。主な電力消費は通信である。その解決策として情報伝達経路を各時点での電池残量を考慮してメタヒューリスティックスを用いて複数求めるとともに、情報伝達経路を定期的に更新し、通信による電力消費を抑えて無線センサネットワークの長期運用を目指す。さらに、伝達経路を求めるためのメタヒュ―リスティックアルゴリズムを高速に実行するプロセッサを開発した。最近の研究テーマ外部資金知的財産権・関連論文情報・著書● 佐々木智志, 中野秀洋, 宮内新, 田口亮、区分線形系粒子群最適化法における解探索性能の解析、進化計算学会論文誌、査読有、Vol. 8、2017、No.1、pp.1-10　● T.Sasaki, H.Nakano, A.Miyauchi, A.Taguchi、Deterministic particle swarm optimizer with the c　onvergence and divergence dynamics、IEICE Trans.,査読有、Vol. E100-A、2017、No. 5、 pp.1244-1247● T.Sasaki, H.Nakano, A.Miyauchi, A.Taguchi、Particle swarm optimizer networks with stochastic　 connection for improvement of diversity search ability to solve multimodal optimization　　　　 problems、IEICE Trans.,査読有、Vol. E100-A、2017、No. 4、pp.996-1007● T.Fujishiro, H.Nakano, A.Miyauchi、A Routing Algorithm for Mobile Ad Hoc Networks Based on　Multi-Agent Cost Learning、ICIC Express Letters、査読有、Vol.7、2013、No.1、pp.67-72● 多数の設計変数を持つシステムの最適化● 複数の目的関数を持つシステムの最適化● 専用ハードウェアの設計キーワード宮内 新 教 授ミヤウチ　アラタコンピュータシステム研究室所属研究室知識工学部 情報科学科情報・通信情報所属メタヒューリティック、最適化手法、専用プロセッサ無線センサネットワーク経路探索と専用プロセッサ開発関連論文情報