TCU 研究者一覧
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146 TCU Research Directory 2018相談に応じられるテーマ電子マネーやスマートフォンは利便性が向上し、そのことが知られると共に普及率が上昇してきました。しかし、世の中には魅力的で便利だと思われるのにあまり普及していないサービスがたくさんあります。例えば、スマートフォンやタブレットPCなどで本や雑誌が読める電子書籍サービスや、スマートフォンなどで銀行口座の残高照会や振込ができるインターネットバンキングなどです。本研究室では消費者調査により消費者がこのようなサービスについてどのような意識を持っているかを分析し、利用につながる要因を探り出し、利用を促進する方策を実証的に提案していきます。研究内容と目指すもの● ネットから実店舗への顧客誘導策 インターネットで商品・サービスの情報を探す消費者を実店舗に誘導する方策を消費者調査と分析に基づいて提案● 新サービスや新技術の利用促進策 電子書籍サービスや電子マネーなどに対して、消費者はどのような意識を持っているのかを調査し、統計分析により利用促進そして普及のための方策を提案する ● 人工知能(AI)の企業経営への利用(検討中)最近の研究テーマ外部資金● 科研費 基盤研究(C)「電子書籍サービスの利用促進モデル構築と利用促進策」(H29-31)● 科研費 基盤研究(C)「消費者の電子マネー利用モデルおよび普及戦略」(H25-27)● 科研費 基盤研究(C)「電子マネーを活用した地域商業活性化戦略の実証的構築」(H21-24)● 科研費 基盤研究(C)「電子商取引における電子情報仲介業の役割と方策」(H17-19)● 科研費 基盤研究(B)「構造改革下における地方企業の経営戦略」(H14-16)● 科研費 基盤研究(C)「電子商取引」(H14-16)知的財産権・関連論文情報・著書● 渡部和雄、O2O行動にもとづいた2つの消費者タイプの比較分析とモデル化および実店舗への誘導策の実証的提案、日本経営工学会論文誌、査読有、Vol.69、No.2、2018、pp. 61-76● 渡部和雄、インターネットバンキングの利用者・非利用者の意識・行動の分析と金融機関による利用促進への示唆、経営情報学会論文誌、査読有、Vol. 26、 No. 1、2017、pp. 43-51● 渡部和雄ほか、消費者のO2O(Online to Offline)行動の差異に基づいた消費者特性の分析と実店舗への誘導策、情報処理学会論文誌、査読有、Vol. 57、No. 8、2016、pp.1887-1897● 渡部和雄、電子書籍利用の要因抽出とモデル化による利用促進への示唆、日本経営工学会論文誌、査読有、Vol. 66、 No. 1、2015、pp.1-11● 消費者調査(アンケート)の設計、調査結果データの分析● 電子書籍サービスや電子マネー、インターネットバンキング、動画配信サービスなど、インターネット時代の新しいサービスのターゲット消費者層の絞り込み、ネット広告方策キーワード渡部 和雄 教 授ワタベ カズオ経営情報システム 渡部研究室所属研究室知識工学部 経営システム工学科情報・通信情報所属電子商取引(eビジネス)、消費者調査、統計データ処理、情報通信技術(ICT)、新サービスの利用促進策ICTを活用した企業経営の支援策提案関連論文情報● 渡部和雄、湯瀬裕昭ほか、共立出版、大学必修 情報リテラシ、発行年(2009)、226頁● 渡部和雄、湯瀬裕昭ほか、共立出版、教養情報科学概論、発行年(2004)、155頁著書

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