TCU　研究者一覧

164/288

162 TCU Research Directory 2018相談に応じられるテーマ植物がもつ化学物質は人類が誕生したときから、薬、香料、色素などに使われてきました。化学物質を調べることで、植物のしたたかな生存戦略や環境との巧みな相互作用など、植物が繁栄してきた不思議を解明します。また、植物などから生理活性物質を効率よく取り出すために、超臨界二酸化炭素を使った抽出法の開発を行っています。研究内容と目指すもの薬用植物の成分分析● 薬用植物の有効成分を調べる● フィジー共和国ラケンバ島でインタビュー調査を行い、薬用植物の資源リストを作成する。最近の研究テーマ外部資金知的財産権・関連論文情報・著書● 植物がもつ化学成分を調べ、医薬品や抗菌剤・除草剤などの開発につながる基礎知見を得る。キーワード﨡原 絹子 講　師ニイハラ　キヌコ天然物化学研究室所属研究室知識工学部 自然科学科材料材料所属　薬用植物、生薬、超臨界二酸化炭素抽出フィジー共和国ラケンバ島での薬用植物の調査投稿論文（計４件）● Takeshi A. Inoue,Tetuo Ito,Hiroshi Hagiya, Tamako Hata,,Kiyoshi Asoka, Fumio Yokohari, Kinuko Niihara“K+ Excretion; the another purpose for the puddling behavior of Japanese Papilio butterflies” Journal.pone.,vol.10,(2015)学会発表● 村田柚葉,﨡原絹子,村上志緒,吉田真史“フィジー産シソ科ハマゴウ属ムロカカ Vitex trifolia var.bicolorの成分”日本薬学会(2017）● Kouhei Kamimura, Kinuko Niihara, Masafumi Yoshida, Hoang Nguyen- Duc Pham, Akira Suzuki”Neurotoxic substances, hebevinosides distributed in Hebeloma spp.”The 8th Meeting of Asia for Mushroom Science(2015)関連論文情報