TCU 研究者一覧
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TCU Research Directory 2018 195 相談に応じられるテーマ人間中心の視点でデザイン研究、実践をしています。質的なアプローチにもとづいて、実際に地域コミュニティなどに参加し、活動し、フィールドワークすることで人間と物やシステムとの関係を研究しています。その上で人間中心の機器、情報システム、環境のデザインを提案します。現在は、地域でリビングラボなどの実際の活動に参加することを通して、自分の生活している地域で、ものづくりなど自分のやりたい仕事を作ろうとしている人々に関心を持ち、近未来の地域での働き方、生活の仕方、企業、行政のあり方など、地域活性化のデザインについて研究、実践しています。研究内容と目指すもの(1)地域活性化研究:リビングラボ、コミュニティスペースなどに参加し、デザインの手法を使って地域を活性化する(2)ソーシャルロボット研究:小型ロボット「マグボット」を製作して、人間の生活の中で活動させ、ロボットに何が求められているかを明らかにする。(3)情報の可視化研究:インフォグラフィックスなど情報をグラフィックスで伝える。(4)パーソナルファブリケーション研究:3Dプリンターなどの小型工作機械の普及による個人のファブリケーションの調査、実践。最近の研究テーマ外部資金● 平成28-30年度 基盤研究(C)コミュニティで活動するためのソーシャルロボットのデザイン 代表● 平成25-28年度 基盤研究(C) ソーシャルロボットのデザイン方法の研究 代表知的財産権・関連論文情報・著書● ソーシャルロボットのフィールドワーク、デザイン、導入支援、ロボットを使った教育ワークショップ● まちづくり、地域コミュニティ、リビングラボなどの提言、グラフィックファシリテーションによる地域ワークショップの主催● インフォグラフィックスによる統計情報などの可視化のデザインキーワード小池 星多 教 授コイケ セイタ小池研究室(情報デザイン)所属研究室メディア情報学部 社会メディア学科基礎研究複合領域所属デザイン、情報デザイン、質的アプローチ、地域活性化、ロボット、パーソナルファブリケーション、UX、UI、情報の可視化、グラフィックファシリテーション● 小池星多他、ソーシャルロボットのデザイン(1)-(5)、東京都市大学情報メディアジャーナル、査読なし、14号-19、2013-2018関連論文情報● 篠川知夏、小池星多 東京都多摩地区のコミュニティスペースにおける活動のデザインに関する研究、日本質的心理学会 第14回大会(2017)● 篠川知夏、小池星多 コミュニティスペースを拠点とした地域コミュニティの変容 日本質的心理学会第13回大会 (2016)学会発表● 小池星多、リックテレコム、おしゃべりロボット、「マグボット」、2016● 小池星多他、新曜社、越境する対話と学び: 異質な人・組織・コミュニティ、2015著書ソーシャルロボット「マグボット」

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