TCU 研究者一覧
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210 TCU Research Directory 2018相談に応じられるテーマ我々の周りには、たくさんのデジタルデータが溢れている。それらのデータをコンピュータグラフィックスを用いて人々に解り易い画像に変換する技術を可視化と呼ぶ。「百聞は一見にしかず」。可視化を活用することで大量のデータの中に隠れている事実や新しいトレンドの発見が可能となる。また、可視化は他人に情報を効率的に伝えるためにも利用できる。センサー技術、ネットワーク技術、コンピュータ性能の進歩に伴い、可視化に対するニーズは変化している。最新のニーズに対する最適な可視化システム構築を目指している。研究内容と目指すもの(1) AR装置をネットワークで接続し、複数人数で対話的操作を行うシステム開発。右図は二人の協調作業で箱を積み上げている様子。(2) レーザ計測/写真計測で取得した大規模な3次元点群データを高速に軽量化するシステムの開発。最近の研究テーマ外部資金● 科研費(C):大規模CADモデルを携帯端末でAR表示するための3Dデータ軽量化システムの開発、2017年4月~2020年3月● JST:融合可視化システムのオープンサイエンス基盤、2016年4月~2018年3月知的財産権・関連論文情報・著書● データ削減装置及びデータ削減方法: 2015年4月, 特願2015-84776● 計測・観測データが取得できたもののデータ処理ができなくて困っている場合。● 大量の3次元点群を軽量化したい場合。● 数値シミュレーションの結果、計測・観測データをバーチャルリアリティ装置を使って閲覧したい場合。キーワード宮地 英生 教 授ミヤチ ヒデオ宮地英生(三次元可視化)研究室所属研究室メディア情報学部 情報システム学科情報・通信情報所属3次元可視化、データ軽量化、バーチャルリアリティ、人工現実感MRを用いた対話的操作の研究/点群データ間引きの研究知的財産権関連論文情報 (16件)● 宮地英生:複数方向からのレンダリング画像を用いた点群データの軽量化、 日本計算工学会論文集 Transactions of JSCES、Vol.2018 1、2018年1月● 宮地英生:観察者の視点領域を考慮した3次元点群によるデータ軽量化、可視化情報学会論● 宮地英生、荒木文明、鈴木善雄:計算力学レクチャーコース 可視化入門、丸善出版、2013年● 宮地英生、他:AVSによる実践ビジュアライゼーション、オーム社、1995年著書

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