TCU　研究者一覧

221/288

TCU Research Directory 2018 219 相談に応じられるテーマ私達が日常的に接している空間やモノの全てを対象にして、それが魅力的である為の方法、技術や知識を研究しています。古典的な既成の概念を超えて、また、エクステリアやインテリアデザインという枠を越えて魅力的な都市に繋がる新しいデザインを目指しています。都市・建築デザインとプロダクトデザインを軸にして、居住に関わる建築や地域のデザイン、公共建築計画から防災を意図する土木分野のライフセーブデザイン、そして今日の地域の景観と防災という相反する内容を、エンジニアリングの観点と社会科学的観点から、具体的なデザイン手法を用いて実施計画まで推し進めます。研究内容と目指すもの日本では海溝型の大型地震津波が懸念されています。最大クラスの津波：L2のハザードに対して安全に避難し人命を助けることが第一です。既存の単なる緊急時の避難施設工作物の範疇超えて、全く新しい考えのもとに海岸部における日常的な市民の使用・利用を提案し景観を十分に意識した提案を行い、避難対象者の想定、浸水地域、海岸部の地形、到達時間、構造的安全確保等の検討に加えて、提案を実現すべく各種の法整備の検討も行っていきます。最近の研究テーマ外部資金● 東急不動産R&Dセンター「世田谷区中町5丁目シニア住宅におけるカレッジリンクに関する研究（H28-H30)● 文部科学省　基礎研究C「遠隔地における高齢者の自立支援のためのスマート介護住宅の計画要件」（H29-H33)● 国際航業、清水建設、日本港湾コンサルタント「垂直津波避難施設のデザインに関する研究」（H29-H30)知的財産権・関連論文情報・著書● 川口英俊、長谷川尚輝、他4名と高齢者住宅の多世代交流サロンの設計とコミュニティ形成に関する研究 その３ コミュニティ特有の空間パターン言語を利用した空間と家具の設計、日本建築学会、（2017）● 今川憲英、川口英俊　他2名と「CO2をジョイント材に用いた、CO2を削減するエコ・ストラクチャー構造デザイン」、日本建築学会、（2011）● 住宅・公共施設・コミュニティ建築等、都市や地域の状況に対応した、建築施設デザイン設計● インフラストラクチャー・土木デザインにおける環境景観を取り入れた構造物や施設デザインの開発と設計● 日常的なプロダクトデザインや日本の伝統工芸を活かした新しい次世代へつなげるデザインキーワード川口 英俊 教 授カワグチ　ヒデトシ空間デザイン研究室所属研究室都市生活学部 都市生活学科建築・土木建築・土木所属建築、都市、公共建築、景観デザイン、インフラデザイン、空間デザイン、防災、プロダクトデザイン、伝統工芸津波垂直避難施設(TVEF：ティーヴィーフ)デザイン学会発表● Hideaki Takayanagi, Mizuki Yokoyama, Hidetoshi Kawaguchi, 「Basic sutudy on elderly tele-nursing model aim to nursing by smart device」、Jurnal of Asian Architecture and Building Engineering, 2018関連論文情報scheme of Tsunami Vertical Evacuation Facilities (bird's-eye view)