TCU 研究者一覧
225/288

TCU Research Directory 2018 223 相談に応じられるテーマどんなにいい商品やサービス、まちづくり拠点、観光施設を作っても、生活者・顧客が関心を示し、理解・共感を生むものでなければ意味がありません。本研究室では、企業および都市やまちづくりに関するマーケティング、ブランディング、広報・PR戦略について研究を行っています。単に書籍や机の上で研究するだけではなく、企業、公共団体との共同研究などを通じて、実践的なアプローチを推進し、社会とのつながりを重視します。研究内容と目指すもの研究では、企業の魅力に焦点を絞り、消費者10,000人を対象に調査を実施。10業種150社を提示して、企業の魅力を解析して、「トラスト(信頼・安定性)」「バイタリティ(活力ある風土)」「提供バリュー」の3つの因子構造であることが示し、「購入」との関連では、企業の魅力要素のうち「提供バリュー」因子よりも「トラスト」因子の方が影響が大きいことを説明。本研究は、日本マーケティング学会の学会賞も受賞しています。最近の研究テーマ外部資金● 若手研究(B)「不祥事を起こした地域企業における信頼回復要因と企業評価」(2009-2011)● 公益財団法人吉田秀雄記念事業財団、助成研究「広報の効果測定に関する実証的研究」(2016)(東京大学大学院情報学環・橋元良明教授の研究室との共同研究)学会賞・関連論文情報・著書● 日本マーケティング学会「第6回マーケティングカンファレンス2017」オーラルセッションベストペーパー賞(2017)● 第5回日本広報学会賞「優秀研究奨励賞」受賞(2010)● 企業や組織のマーケティング、ブランディング、広報・PR戦略に関連するものなら何でも可能です。● 企業が組織ばかりではなく、都市や地域振興に関連する相談もあります。● 特に最近では、都市ブランド、インターナルコミュニケーション(インターナルブランディング)に興味があります。キーワード北見 幸一 准教授キタミ コウイチマーケティング研究室所属研究室都市生活学部 都市生活学科基礎研究社会科学所属マーケティング、ブランド戦略、ブランディング、広報・PR戦略「企業の魅力要素と購買行動の考察」学会賞● 北見幸一、阪井完二、末次祥行「企業の魅力要素と購買行動の考察」、日本マーケティング学会、『日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス』Vol.6、2017年10月、pp.195-205 http://www.j-mac.or.jp/oral/dtl.php?os_id=66関連論文情報● 伊吹勇亮、川北眞紀子、北見幸一、関谷直也、薗部靖史『広報・PR論-パブリックリレーションズの理論と実際』、有斐閣、(2010)著書

元のページ  ../index.html#225

このブックを見る