TCU 研究者一覧
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TCU Research Directory 2018 227 相談に応じられるテーマ住宅や商業空間、公共施設や駅環境といった全ての空間を科学する研究室です。例えば、ペットの仲良く居住できる集合住宅や、絶妙に心地よい窓辺空間を持つ住宅をデザインしたり、混雑を「賑わい」に変換する商業空間を計画したり、人間行動・群衆流動シミュレーションから駅デザインを考えたり。インテリアプランニングを軸足とし、あらゆる都市生活空間を対象に、人間の心理や感性、物理的な関係の中から、新たなデザインのあり方を見つけていきます。研究内容と目指すもの都市型集合住宅には、投資対象として見る不動産学と、豊かなライフスタイルの創発しようとする建築デザイン学の二面性があるが、双方の理論が相容れないとき建築企画は破綻する。本テーマは、そうした建築を成すあたり、都市リサーチ学、TCP設定、投資分析指標中のCFR/CCR比等を、建築計画とデザインの「質」から「TPCBL分析」により総合的に扱う研究である(関連拙著:「デザイナーと投資家のための集合住宅企画術/彰国社」)。最近の研究テーマ外部資金● 文部科学省科学研究費(基盤C):高齢者の遠隔地介助・介護による自立生活支援の計画要件● 文部科学省科学研究費(基盤C):ソーシャルネットワーキングサービスに投稿された記事に基つく都市・建築空間像の解析● 文部科学省科学研究費(若手B)、:空間の疲労回復性能リフレッシュアビリティを増幅させる採光方法とその指標化● 文部科学省科学研究費(基盤C):ロボットと人間が共存するための建築空間の計画要件  他知的財産権・関連論文情報・著書● 住宅・オフィス・商業空間を始め、建築事業の最適化にあわせた建築計画・デザイン● 混雑環境下での人間行動を考慮した駅ビル開発支援・集客施設設計支援● インテリアプランナー、商業空間設計に特化したインテリアBIMシステムの導入とその活用技術の提供キーワード髙栁 英明 准教授タカヤナギ ヒデアキインテリアプランニング研究室所属研究室都市生活学部 都市生活学科建築・土木建築・土木所属居住空間デザイン、建築企画、建築計画、人間行動、感性モデル構築、群集流動シミュレーション、デジタルデザイン、インテリアBIM開発都市型集合住宅の不動産学と建築デザインの総合科学● Hideaki Takayanagi, A Study on Clarification of Pedestrian Avoidance Area by Using of Omnidirectional Video Image Analysis、Transactions of Japan Society for Interior Studies、Issue 28th、pp.71-76、2018.3● 市庁舎施設の市民公開空間を対象とした執務空間との時間差併用と賑わい表出の室内計画に関する研究、日本インテリア学会論文報告集、第28号、pp.57-62、2018年3月● A Study on Understanding Pedestrian Flow Using Intermittent Recording Images(PIRI), Journal of Asian Architecture and Building Engineering, Vol.14, No.3, pp557-560, 2015.10関連論文情報● 店舗の企画・設計とデザイン、オーム社、2017年12月● デザイナーのための住宅設備設計「術」、彰国社、2016年9月● 事例で読む建築計画、彰国社、2015年2月● デザイナーと投資家のための集合住宅企画術、彰国社、2018年10月著書

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