TCU 研究者一覧
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228 TCU Research Directory 2018相談に応じられるテーマ誰もが使いやすい環境や製品の普及を目的として研究活動をしております。研究室主宰者はモビリティ分野のユニヴァーサルデザイン化が元々の専門ですが、これに限らず都市生活者へのニーズ調査、問題意識調査の結果に基づき、都市生活者本位で環境、製品のユニヴァーサルデザイン推進方策を多様な分野で研究することを目標に据えています。交通や観光の環境、情報環境、学習環境から衣服、おもちゃまで、多様な分野のユニヴァーサルデザイン推進方策を研究する大変ユニークな研究室を展開しております。産学官の連携を重視し成果を実社会で普及させることを重視しています。研究内容と目指すもの当研究室では高齢者や障がい者の増加、外国人や子育てをする親の存在を意識し、公共的な交通環境を誰もが使い易い様にすることを重点目標に据えています。エコデザインとユニヴァーサルデザインをミックスした人と環境に優しい移動環境方策として、(1)電動でノンステップなバスの研究、(2)自動運転型のパーソナルモビリティ、(3)MaaSを意識したまちづくりの在り方をテーマとしています。大学院生もこれらを意識した研究テーマを設定し、研究活動を展開しています。最近の研究テーマ外部資金● QRコードの次のインフラコードとしてのカラーかつ高セキュリティなコードの研究(A・Tコミュニケーションズ株式会社共同研究:民間研究費)● 観光まちづくりでのユニヴァーサルデザイン方策の研究(一般財団法人飛騨高山大学連携センター共同研究:民間研究費)● 次世代の「みち」と「まち」の研究(トヨタ自動車株式会社共同研究:民間研究費)● そのほか,文部科学省科研費分担(看護用具・用品開発に資するワークショップ手法の開発)等知的財産権・関連論文情報・著書● QRコードの次のインフラコードとしてのカラーかつ高セキュリティなコード● 屋内を走れる自動運転式小型電気自動車の車体デザイン● 屋内を走れる自動運転式小型電気自動車の運行システム● バスやトラックをはじめとしたユニヴァーサルデザインとエコデザインの融合方策● 自動運転時代を見越したパーソナルモビリティや車輛の新しいデザイン● 買い物難民に対応するトータルショッピング支援システムキーワード西山 敏樹 准教授ニシヤマ トシキユニヴァーサルデザイン研究室所属研究室都市生活学部 都市生活学科ライフサイエンス医療・福祉所属ユニヴァーサルデザイン、バリアフリーデザイン、モビリティデザイン、エコデザイン、福祉技術、マーケティングリサーチモビリティサーヴィスのユニヴァーサルデザイン化知的財産権● 西山敏樹,松田篤志,電動トラクターの実現可能性に関する研究,イノベーション融合ジャーナル,第2巻2号,2017年10月,pp.57〜68 ほか多数関連論文情報● 西山敏樹; 交通サービスの革新と都市生活,慶應義塾大学出版会,2017年9月,● 西山敏樹; 福祉技術と都市生活,慶應義塾大学出版会,2017年4月 ほか多数著書

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