TCU 研究者一覧
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TCU Research Directory 2018 247 相談に応じられるテーマ児童虐待や貧困、障がい、夫婦関係、家族関係など、個人・家族・地域・社会が抱える福祉的課題に対して、心理学的な視点を用いて研究していきます。福祉現場とのかかわりを大切にしています。福祉現場に足を運び、現場を知り、様々な福祉的課題と向き合います。保育士は、保育所だけでなく、児童相談所や児童養護施設、乳児院、障害児施設など、様々な児童福祉の現場で働くことができます。子どもや家庭の様々な問題に対応できる幅広い知識と専門性を持った保育士を目指します。研究内容と目指すもの婚姻届を出して夫婦になると、その時点の夫婦関係は継続されるのでしょうか。日々一緒に過ごしているとなかなか気づきにくいかもしれませんが、少しずつ夫婦の関係性は変化しています。特に、子どもを授かると、それまでの夫婦生活そして夫婦関係も変化します。このような育児期夫婦は、夫婦関係満足度や夫婦間役割など、様々なことが変化しています。このような問題から、育児期夫婦の関係性はどのような面において発達しているのか、特に親密性の発達に関心をもち研究に取り組んでいます。最近の研究テーマ外部資金● 若手研究(B)「育児ストレス軽減に向けた夫婦関係の変化に関する研究(課題番号:16K17278)」、研究代表者(H28-30)、基盤研究(C)「自己決定理論に基づく父親の主体的な育児参加を促す保育者の取り組みの研究(課題番号:16K04182」、研究分担者(H28-31) 他7件知的財産権・関連論文情報・著書● 野澤義隆、ホームスタートによる支援が利用者満足度に与える影響-有償支援との比較による家庭訪問型子育て支援の検討-、査読有、社会福祉学、57(4)、85-96、2017年 他13件● 親の育児ストレス軽減のための支援● 家庭訪問型子育て支援に関する効果測定● 父親の主体的な育児参加を促す動機づけ方法キーワード野澤 義隆 講 師ノザワ ヨシタカ福祉心理学研究室所属研究室人間科学部 児童学科基礎研究社会科学所属社会福祉学、児童家庭福祉、福祉心理学、夫婦関係、育児期夫婦、親密性、育児ストレス、ソーシャル・サポート育児期夫婦の関係性の発達関連論文情報● 野澤義隆・大内善広・萩原康仁、保育士による母親の多重役割理解が育児ストレスに与える影響、日本発達心理学会第26回大会、2016年 他37件学会発表● 野澤義隆、ミネルヴァ書房、相談援助、2017年、208頁(30-55) 他3件著書

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