TCU 研究者一覧
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70 TCU Research Directory 2018関連論文情報相談に応じられるテーマ超音波医学では、乳がん早期診断に力を入れている。特に、日本で唯一増傾向にある乳がんは、検査時の恥ずかしさなどが原因で検診を行う女性の増加には至っていない。そこで、自動的に検診者自身で検査できるようなシステム開発を行っている。また平田教授と共同でマイクロスポット大気圧プラズマ源を用いた生体組織・細胞への直接照射あるいは吸入を行い、再生治療も視野に入れた“プラズマ医療”に関するメカニズム解明及び医療応用を目的とした評価・分析を行っている。研究内容と目指すもの● 自動乳がん検診システムの開発(右図)● 大気圧プラズマ照射・吸入による外傷性脳障害、低酸素 脳症の機能回復● 脳・心疾患患者の「その場」救命救急処置へのプラズマ 照射・吸入の応用● 動脈硬化性疾患治療のための官能基修飾カーボンナノチューブを用いた血管内皮ステント及び細胞シートの作成最近の研究テーマ外部資金● 大気圧プラズマ吸入による生体作用と治療医学への応用(平成24年~平成26年)● 文科省科研費挑戦的萌芽研究『プラズマ照射細胞シートとステントの動脈硬化性疾患治療への応用 主任研究(平成26年~平成28年)● 文科省科研費新学術領域研究(研究領域提案型) 『プラズマによる細胞/組織の活性化・改質及び再生医療への応用展開 分担(平成24年~平成28年)知的財産権・関連論文情報・著書 ● T. Hirata, A. Mori et al., Healing burns using atmospheric pressure plasma irradiation, Japanese Journal of Applied Physics, Vol. 53, No. 1, January-2014, 010302. など、査読論文(日本語):20件(8件)、(外国語):15件(8件)、依頼論文(日本語):5件(5件)、(5年以内)● 自動乳がん検診システムの開発● 大気圧プラズマ照射・吸入による外傷性脳障害、低酸素脳症の機能回復● 動脈硬化性疾患治療のための官能基修飾カーボンナノチューブを用いた血管内皮ステント及び細胞シートの作成キーワード森 晃 教 授モリ アキラ臨床器機工学研究室所属研究室工学部 医用工学科ライフサイエンス医療・福祉所属プラズマ医学、超音波診断、動脈硬化、ステント

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