TCU　研究者一覧

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TCU Research Directory 2018 71 相談に応じられるテーマ工学と医学を有機的に結びつけた医用工学分野において、“機械”的および“電気（電子）”的な手段を取り入れた技術を構築して、疾患（病気）を持つ患者さん、高齢者や障がいを持つ人々をサポートする“臨床医療技術”や“生活支援・福祉技術”など、幅広い領域におよぶ研究を展開している。高齢者や障がいを持つ人々が一般の人々と同じ生活が可能となる、垣根のない社会、共に生きていく社会「インクルーシブ社会」の実現を目指している。基本的には、実機の設計・試作、および実験的検証を主眼として研究を進めている。研究内容と目指すもの片麻痺患者用に開発した片手で操作ができるパワーアシスト車いす。リハビリに役に立つ支援機能を搭載している。最近の研究テーマ外部資金● 科学研究費補助金萌芽研究　「半身麻痺者への適応を目的とした片手こぎパワーアシスト車椅子の開発」＜課題番号18650163＞知的財産権・関連論文情報・著書● 海老原、和多田「単巻型リニア振動アクチュエータ」＜特許第3649891号＞、など2件● 高齢者や障がいをもつ人々が利用する移動支援機器システムの開発● 老老介護に対応する負担軽減が可能な支援機器の開発● 筋力訓練、歩行訓練を中心としたリハビリ機器の開発キーワード和多田 雅哉 教 授ワタダ　マサヤ臨床器械工学研究室所属研究室工学部 医用工学科ライフサイエンス医療・福祉所属医療機器、生活支援・福祉機器、アクチュエータ、電気機器、医用電子、実機の設計・試作、実験的検証● 外科手術用ロボットマニピュレータ（鉗子）の開発● カプセル型内視鏡システムの開発● 高齢者用移動支援機器システムの開発● 肢体不自由者用片手こぎパワーアシスト車いすの開発知的財産権● 上福元、和多田、他「歩行器の転倒防止装置の開発のための転倒判断指標の検討」　日本AEM学会誌、Vol.24、No.3、pp.222-227(2016)など査読論文(日本語9件、外国語5件)、　国際会議論文(外国語12件)、研究発表予稿あり(日本語63件、外国語8件)関連論文情報● 先端技術テクノトレンド「リハビリ車椅子片手操作簡単」日経産業新聞（H28.7.8掲載）● 「車いすに連結可能な電動モータによる介助用シニアカー」シルバー新報（H28.12.16掲載）新聞発表