TCU 研究者一覧
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TCU Research Directory 2018 95 相談に応じられるテーマ「住まいと町づくり」「町づくりの仕組み」「町づくり計画論」という3つ枠組みのもとで研究を進めている。「住まいと町づくり」では、近隣交流、防犯上の観点から住まいと町との程良い関係を、「町づくりの仕組み」では、自治体が取り組んでいる様々な町づくり制度や運用の効果を、それぞれ解明することを目的としている。「町づくり計画論」では、近代における住宅地計画、都市計画に関わる計画思潮とその実現事例を題材として町づくりを支える考え方を考究する。研究内容と目指すもの少子高齢化の進展に伴い、大都市圏郊外の住宅地は今後空き家・空き地の発生等の住宅地の衰退化が懸念されている。本研究は、首都圏30kmに位置する住宅地を対象として、今後の住宅地再生のための計画的知見を明らかにすることを目的としている。現在、住宅地の物的環境特性を把握するとともに、居住者の生活実態、住環境改善、居住継承、近隣交流等の実態と意向を踏まえ、居住者とともに課題の整理と世帯循環を促す施策を検討している。最近の研究テーマ外部資金● 東急ホームズ及び東急不動産R&Dセンターとの共同研究(H29.4~H30.3)「空き家のシェアハウス転用に関する研究」● 東急不動産R&Dセンターとの共同研究(H29.4~H30.3)「郊外戸建住宅地再生に関する研究」● 東急不動産R&Dセンターとの共同研究(H29.4~H30.3)「郊外戸建住宅地再生に関する研究」● 科学研究費補助金(H23.4~H26.3)基盤研究(C)「パーミアビリティからみた住宅地空間評価に関する研究」知的財産権・関連論文情報・著書● 住宅地再生、空き家対策・活用などの住宅地計画に関わる研究● 住宅地におけるコミュニティ拠点に関わる研究キーワード天野 克也 教 授アマノ カツヤ天野研究室所属研究室工学部 建築学科建築・土木建築・土木所属都市計画、建築計画、住環境計画、住まいと町との関係、防犯環境設計、郊外住宅地再生、空き家活用、高齢者住宅、コンパクトシティ郊外住宅地再生に関する研究● 多摩田園都市における高齢者の地域施設利用実態-鉄道駅を中心とする地域施設整備に関する研究-、日本建築学会地域施設計画研究、36、2018、107-112.● 程よく開かれた住まいを考える、家とまちなみ、Vol.35、2016、10-15.● 多摩田園都市における駅を中心とした地域施設分布と利用に関する研究、日本建築学会地域施設計画研究、33、2015、1-6.● 世田谷区「地域共生のいえ」における運営及び活動実態に関する研究、日本建築学会地域施設計画研究、32、2014、1-6.● パーミアビリティからみた戸建住宅地空間形成に関する研究、日本建築学会地域施設計画研究、32、2014、155-162.● SS理論からみた多摩田園都市における街路特性と犯罪発生、日本建築学会地域施設計画研究、31、2013、187-192.関連論文情報

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