産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業

活動報告

PROG報告・検討会を実施しました。

2013年2月18日

2月13日(水)、東京都市大学世田谷キャンパスメモリアルホールにて、産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業 ワーキンググループ3 PROG報告・検討会が行われました。本事業のテーマ5では、産業界のニーズに対応した社会的・職業的自立力を有する技術者を育成するための教育改善・充実をはかることを目的とし、事例調査やPBL研究会の開催などを行っています。PROG報告・検討会には、ワーキンググループ3のメンバーである芝浦工業大学、工学院大学、拓殖大学、東京電機大学、東京都市大学、及びPROGによる測定・分析を行った株式会社リアセックが参加しました。

本学工学部の桐生昭吾教授から挨拶が述べられた後、株式会社リアセックより、PROGによるジェネリックスキルの測定方法と分析事例が報告されました。報告ではまず、ジェネリックスキルを測定するための2つの側面である「リテラシー」と「コンピテンシー」の説明から始まり、情報収集力・情報分析力・課題発見力・構想力を見るリテラシーと、対課題基礎力・対人基礎力・対自己基礎力を見るコンピテンシーの基礎概念や問題例、採点方法について述べられました。続いて5大学のPROG受検者の検査結果についての報告では受検者プロフィール、所属確率を基にした期待値で見る各大学のポジション、判定レベルに見る全体傾向、判定レベルの分布などが報告されました。

最後に、各大学の教職員から意見を募りながら質疑応答が行われ、来年度の方向性なども交えつつ活発な議論が交わされました。