産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業

活動報告

TCU Career Portfolioに新機能が追加されました。

2014年2月26日

社会で求められる社会人基礎力を養成するツール「キャリアポートフォリオWEB版(TCU Career Portfolio)に新機能が追加され、産業界のニーズに対応した人材育成に向けた取り組みの一環として、2014年度から新バージョンの利用を開始します。

キャリアポートフォリオWEB版は、社会が必要とする能力を自己評価テストで測定し、診断結果からどの能力を育成するかを計画立案するためのツールで、2013年度から本学で導入されています。「親しみやすさ」「気配り」「対人興味・共感・受容」など24の項目に分類された基礎力について、

(1)基礎力の測定
(2)キャリア計画の記入
(3)イベント記述
(4)結果集計と記録の振り返り

というPDCAサイクルを継続しながら、キャリア計画に基づいた大学生活に取り組むことができます。

学生は、初めに計画したアクションプランシートに基づいて講義やゼミ、アルバイト、サークルなどの日々の活動記録をイベントとして記入し、24項目の基礎力がどのように変化したかを振り返ります。伸ばそうと思った基礎力が伸びたかどうか、測定結果に基づいて次のアクションプラン策定につなげることができるため、自分が伸ばしたい力を継続的に伸ばすことができるプログラムとなっています。

2014年度からの新バージョンでは、学生の状況をリアルタイムで把握できる「アンケート」機能や、伸びた基礎力項目の要因となる出来事を振り返るのに役立つ「日記」機能などが追加されました。


キャリアポートフォリオWEB版

基礎力の測定では、実際の場面を想定した回答項目が用意されているため、より精度の高い測定が可能です。

過去の測定結果もグラフで表示。成長の度合いがひと目でわかります。

日々の出来事を記録することで基礎力測定後、伸びた要因となる出来事が振り返りやすくなります。