産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業

活動報告

PROG報告・検討会を実施しました。

2014年3月5日

2月13日(木)、芝浦工業大学豊洲キャンパス会議室にて、首都圏に立地する大学における産業界のニーズに対応した教育改善事業 テーマ5 「産業界のニーズに対応した技術者の育成」PROG結果報告・検討会が行われました。2期目を迎える本事業のテーマ5では、産業界のニーズに対応した社会的・職業的自立力を有する技術者を育成するための教育改善・充実をはかることを目的とし、学生参加型(Student Engagement 型)教育の普及と実施方法の改善を目指して、事例調査、PBL研究会の開催、ワールドカフェ形式のディベート等を実施しています。PROG報告・検討会には、ワーキンググループ3のメンバーである芝浦工業大学、工学院大学、拓殖大学、東京電機大学、東京都市大学、及びPROGによる測定・分析を行った株式会社リアセックが参加しました。

芝浦工業大学工学部教授、学長補佐の中村朝夫氏から挨拶が述べられた後、株式会社リアセックより、PROGによるジェネリックスキルの測定方法と各大学の分析事例が報告されました。ジェネリックスキルは、思考力・判断力・表現力など「知識を得る」ことで得られる「リテラシー」と、意思決定・行動指針など「経験を積む」ことで得られる「コンピテンシー」の2つの側面から測定・分析が行われています。続いて工学院大学教育開発センター特任教授 二上武生氏および芝浦工業大学の中村朝夫氏から各大学の集計・分析結果が報告されました。

最後に各大学の教職員による意見交換が行われ、来年度に向けての取り組み内容や方向性について活発な議論が交わされました。