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風力発電と生態系

産学連携する工場からのIoTデータを用いて授業を展開。

環境学部 環境経営システム学科
大久保 寛基 准教授

2002年早稲田大学大学院理工学研究科機械工学専攻経営システム工学専門分野単位取得済み退学。博士(工学)。早稲田大学助手、岡山大学システム工学科助教を経て、2012年東京都市大学知識工学部経営システム工学科(現情報工学部知能情報工学科)に着任。2019年同環境学部環境経営システム学科准教授に。日本経営工学会関東支部支部長などを務める。

工場(製造部門)に的を絞って、環境負荷低減と生産性向上の両面から考えるための教育を行います。学生たちに実践的な知識と技術を身につけてもらうため、今回新たに工場シミュレータを導入し、工場の仕組みや製造工程、管理運営方法、製造コストなどを、できるだけリアルに捉えて学べるよう工夫しています。また、産学連携により、実際に稼働している工場で、工程ごとに設置されたセンサーから得られるIoTデータを提供してもらい、電力消費量などの削減方法を考え、さらに、製品のカーボンフットプリント(CFP)を算定するシミュレータも用いて分析します。デジタル技術を使って、製造現場の効率性と環境性との両立を実現できるような、発想力と創造力に満ちた人材の育成を目標としています。

工場シミュレータ
製品CFP算定シミュレータ