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サイバーフィジカルDX

カリキュラムでは、ドローンとマイコン100台を使ってプログラミングや流体、センシングなどの基礎を学習する。

理工学部 電気電子通信工学科
岩尾 徹 教授(理工学部長)

2000年中央大学大学院理工学研究科電気電子工学専攻博士課程修了。博士(工学)。2004年武蔵工業大学工学部(現東京都市大学理工学部)電気電子情報工学科講師。2009年東京都市大学工学部電気電子工学科准教授、2017年同教授。2021年理工学部長に就任。専門は、電力エネルギー、デジタルトランスフォーメーション、放電プラズマ、雷、電力用遮断器、レールガンなど多岐にわたる。

本プログラムを全学的に展開する中で、世田谷キャンパスの理工学部では、とくに1~2年次生に対して、「デジタル×環境・エネルギー」教育の基盤となるさまざまな工学技術をサイバーフィジカルDXの理解と併せて教育しています。サイバーフィジカルDXは、現実世界の膨大なデータをセンサー等でデジタル化し、サイバー空間で分析、可視化、検証したうえで、物理的で現実的な最適解を得ながら、新たな価値を創出します。本カリキュラムでは、ドローンやマイコンなどを教育ツールとして、プログラミング、センシング、計測、画像処理、流体力学、制御といった複合的な工学的スキルを、楽しみながら修得してもらいます。学問領域にとらわれることなく、サイバーフィジカルDXを通して、未来をデザインでき、予知して先回りできる人材を育成します。

ドローンの動きをプログラミングする学び。
モーターや流体、画像処理、AIなどさまざまな技術の理解のためにドローンを用いる。