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環境情報学研究科の3つの方針 Three Policies
入学者受入れの方針(アドミッションポリシー)
博士前期課程
現代社会では、社会・経済の変化と先端技術の普及に伴い、個人や家族などの小さいスケールから、企業や地域社会、都市や国家や地球全体等の大きなスケールまで、様々な課題が複雑に絡み合う形で、分野横断的に表れてきています。そこで、持続可能な社会の存続に向けて、従来の専門分野にとらわれずに、横断的かつ総合的に問題の解決をはかることが求められています。
人材の養成及び教育研究上の目的
環境情報学研究科 博士前期課程では、環境、情報、都市生活に関わる諸問題に具体的な問題意識を持ち、生活する人々の立場にたって課題の解決に取り組める人材の養成を目指しています。このため、以下の項目を私達と共有できる学生の入学を求めます。
求める人物像
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本研究科の掲げる教育理念および目標への共感
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現代社会に対する問題意識
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国際的、未来的、学際的な視点
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問題の解決に対する実践的取り組みへの意欲
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他者とのコミュニケーション力
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人間として持つべき倫理
博士後期課程
近年のテクノロジーの発展は、都市化と高度情報化をもたらす一方、国内外を問わず、また企業活動・社会活動など幅広い分野を横断する形で、人間環境に関わる諸問題を多様化させています。環境、情報、都市生活に関わる領域は極めて広範であり、関係する従来の学問領域も多様です。これらの諸問題を解決し、人類社会をより豊かに発展させていくためには、従来の縦割りの学問体系・枠組みを超えて、それらをいわば横糸で通す形で解決策を紡ぎ出す学際的な意識を持った研究が必要です。
人材の養成及び教育研究上の目的
環境情報学研究科博士後期課程では、環境、情報、都市生活に関わる諸問題に対する深い洞察力と、新たな研究領域の開拓に取り組む意欲を持ち、学際的な広い視野に立って、高度な研究能力と学識を教授する能力を身につけた人材の養成を目指しています。
求める人物像
環境情報学研究科博士後期課程では、このような現代社会の抱える諸問題に対し明確な意識を持ち、持続可能な社会を維持するために必要な環境、情報、都市生活に関わる諸問題の解決に取り組み、新たな学問領域の開拓に意欲を持つ学生を求めます。
教育課程の編成方針(カリキュラムポリシー)
博士前期課程
[必修科目]
環境、情報、都市生活に関する諸問題の解決に必要となる科学的思考、調査・分析・評価能力を涵養するため、学生は研鑽を積みたいと考える領域のいずれかの教員の研究室に所属し、その教員からの直接指導のもとで「文献研究・演習」、「特別研究」を履修する。
[領域ごとの授業科目]
環境、情報、都市生活に関する特定領域について、分野横断的な幅広い知識と分野ごとの深い知識の両方を身に付けた人材を育成するため、「専門基礎科目」および領域ごとの「専門科目」を設置するとともに、複数領域の単位修得を可能とする。
[英語などの共通科目]
国際社会で実践的に活躍できる人材を育成するため、英語によるプレゼンテーション能力を養うための英語科目を共通科目として設置するほか、1年次開催の英語での研究発表(2回)を修了要件とする。
博士後期課程
[講究]
学生それぞれが、学位論文を取りまとめて行くプロセスのなかで、環境、情報、都市生活に係わる先端的知識を、担当教員からの指導を通して獲得する。また、学生が修了後に教育者または学識経験者としての社会的役割を果たすことを想定し、学識を教授するために必要な能力を培う機会を設ける。
[特殊研究]
学生が研鑽を積みたいと考える領域のいずれかの教員の研究室に所属し、論文執筆の指導を受けながら研究を構想する。その後、特定の研究テーマを設定し、そのテーマに関わる主たる担当教員から指導を受けて研究を遂行し、学位論文を取りまとめる。また、このプロセスにおいて、学期ごとに研究科における発表の機会を設け、研究科在籍の全教員からの助言を受ける機会を確保する。
学位授与に関する方針(ディプロマポリシー)
博士前期課程
[専門知識・応用力]
環境、情報、都市生活に関する特定の問題について深く考察し、実践的な問題解決に資する専門知識や能力を身につけた者
[分析力・構想力]
現代社会が直面する環境、情報、都市生活に関する諸問題に対する科学的思考、調査・分析・評価を通して解決方法を構想できる能力を身につけた者
[英語力]
国際社会に貢献できる素質を持ち、責任感を持って、環境、情報、都市生活の諸問題における研究と実務を発展させる可能性があると認められる者
[研究倫理]
適切な研究倫理面での配慮のもとに研究を続ける資質と研究を発展させる可能性があると認められる者
博士後期課程
[高度な研究能力]
環境、情報、都市生活に関する高度な研究を遂行するとともに、研究の成果を体系的にまとめあげることで、実践的な問題解決に資する専門知識と知の発展に貢献する能力を身につけた者
[学際的な広い視座]
環境、情報、都市生活に関連する多様な事象および学術研究成果を俯瞰し、それらを専門知識と結びつけて、新たな価値創造に貢献できる能力を身につけた者
[研究倫理]
適切な研究倫理面での配慮のもとに研究を続ける資質と高度な研究を発展させる可能性があると認められる者