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物理学教育部門 Department of Physics
物理学教育部門紹介
様々な自然現象を物理学的思考によって理解するための基礎学力の習得、物理現象を自分自身で確かめるための実験技術の習得を目指した講義を開講しています。また相対性理論を取り扱った現代物理学や、量子力学を取り扱った理論物理学を受講し、最先端科学を体験してください。
物理学教育部門では、「素粒子・原子核」、「宇宙」、「物質」、「レーザ」、「科学史」、「計算技術」などを題材とした研究を行っています。これらの研究テーマは、いずれも理学と工学の枠が取り払われたテーマです。物理学教育部門では、国内・外の大学等との共同研究や交流が盛んであり、常に外部に向かって開かれた研究室であることを目指しています。
お知らせ
学習相談
2024年度の詳細は未定です。決まりましたら改めてお知らせします。
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科目概要
物理学及び演習(1)
力学の基本概念を正確に理解し、諸工学の基盤となる質点に対するニュートンの運動の法則を正しく運用する能力を習得する。
物理学及び演習(2)
力学の基本概念を正確に理解し、諸工学の基盤となる質点系及び剛体に対するニュートンの運動の法則を正しく運用する能力を習得する。
物理学(3)
流体,振動,波動をテーマとして,様々な自然現象の普遍的な原理を理解し数学的に抽象化するという物理学の思考法を習得する。
物理学(4)
熱力学をテーマとして,様々な自然現象の普遍的な原理を理解し数学的に抽象化するという物理学の思考法を習得する。
電磁気学基礎
エネルギー、通信、情報処理など現代社会を支える基盤技術の基礎となる電気、磁気、電流、電波など、一般に電磁気学と呼ばれる電気磁気現象全般について、身近な現象や題材をもとに理解する。さらに、これらの現象が数学的に4つの基本法則として定式化できることを理解し、この4つの基本法則をもとに、電波や光がマクスウェル方程式と呼ばれる一般的な方程式で統一的に理解できることを学ぶ
相対論入門
GPSの技術にも使われ現在の技術を支えている、特殊及び一般相対性理論の基礎的な部分を学ぶ。これまで学んできた古典力学において仮定されていた絶対空間・絶対時間の概念を放棄し、光速不変の原理を議論の出発点とすることで、ローレンツ変換を導き、運動する物体中の時計の遅れやローレンツ収縮などを導く。また、核エネルギーの基礎公式でもある質量とエネルギーの等価性に関しても学ぶ。さらに、一般相対性理論に関しても概観する。
物理学実験
これまで学んできた、また今後学ぶ物理現象を実際に自分自身で確かめ、物理学を身近に肌で感じ取ってもらうことを主眼とする。少人数教育により、各個人に対するきめの細かいアドバイス、ディスカッションを通じて、工科系学生に必要な物理学的世界観が得られるように指導する。また専門実験や将来の専門研究における実験の進め方、報告書の書き方の基本を学ぶ。
量子力学入門
物質科学の基礎としての量子力学の入門である。電子や光の粒子性、波動性の紹介、基礎方程式であるシュレーディンガー方程式を使って簡単な問題を解くことを通じて、高校までで知識として知っていることを量子力学的に振り返ることを目的とする。
上級力学
力学をより抽象的な形式にまとめ上げた解析力学は、力学の問題を解く上で、一般的かつ強力な手法を与える。また、その定式化、論理構成は物理のあらゆる分野の基礎となる。上級力学では、この解析力学の初歩をまなぶ。また、よりよい理解のため数値計算による力学の問題を解くための手法とその結果に関しても触れる。
専任教職員紹介
※氏名をクリックすると、詳細が開きます。
糸井 充穂(いとい みほ)
長田 剛(おさだ たけし)
飯島 正徳(いいじま まさのり)
須藤 誠一(すどう せいいち)
津村耕司(つむらこうじ)
西村 太樹(にしむら だいき)
中村 正人(なかむら まさと)
門多 顕司(かどた けんじ)
菅谷 幹治(すがや みきはる)
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職名:技士補(自然科学科所属)