学生相談・ハラスメント相談
学生相談
学生の皆さまには充実したキャンパス・ライフを送ってほしいと願っています。大学生活では、思いもかけないことが起こるものです。そういうことを一つ一つ乗り越えたり、迂回したりする体験を通してこそ、社会的に、精神的に成熟していくものです。学生相談室は、そんなあなたの味方です。どんなことでも相談できる「なんでも相談室」です。専門のカウンセラーが親身になりお話を伺います。
各キャンパスに相談室があります。どのキャンパスの学生相談室でも利用は可能です。
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世田谷キャンパス:1号館1階(健康管理センター奥)
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横浜キャンパス:1号館2階
学生相談室 カウンセラー・スタッフ
※「学生相談 カウンセラー・スタッフ」の閲覧にはTCUアカウントの認証が必要です。
学生相談室 カウンセラー・スタッフ(744.23KB)
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相談方法
本学では予約制をとっています。学生相談室の申込受付は健康管理センター・医務室が窓口です。各キャンパスの養護職員がインテーカーで、カウンセラーとの時間調整をしています。直接来室するか電話、あるいは申込みフォームで申し込んでください。
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世田谷キャンパス 03-5707-0104(内線2188:健康管理センター)
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横浜キャンパス 045-910-0104(内線2518:医務室)
相談サービス
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個別カウンセリング:
カウンセラーがあなたのお話をじっくりとお聞きします。1回40分間程度お時間をお取りします。 -
話す会(グループ・カウンセリング):
学生相談室を利用している学生数人とカウンセラーでお喋りをする会です。 -
修学サポート:
学業や研究でうまくいかないと感じている学生のサポートをします。カウンセラーが勉強を教えることはありませんが、教員と学生との間に入りサポートをします。発達障害等をお持ちの方もご相談ください。 -
TAP・TUCP参加学生の支援:
Skypeや電話で、心理的なサポートをします。 -
開室時間:
⽉曜⽇から⾦曜⽇まで開室しています。夏季休業期間と春季休業期間は⼀部開室しています。詳しくはこちらをご参照ください。
相談内容
心理相談、生活相談をはじめ個人の身辺の問題、友人関係等どんな内容でもかまいません。相談の内容については、秘密が守られ、相談者とカウンセラーの間だけの事柄として扱われます。また、相談にあたっては強制的な指示が与えれることはありませんので、安心して相談して下さい。
相談内容(例えば・・・)
キャッチセールスで被害にあった/ 友達とのつき合いがうまくいかない/ 自分の性格のこと/ なんとなく誰かと話してみたい/ 何かいいことないかと考えてしまう/ アルバイト先の問題/ 自分の将来のこと/ 我なんぞや/ やる気が起きない/ 恋愛のこと/ 家庭のこと/ 経済的問題/ 勉強のこと/障害のこと
ハラスメント相談
ハラスメントとは相手の意に反して行われる不快な発言や行動で、人格が傷つけられたり人権が侵害されたりするような言動を指します。ハラスメントによって身体的苦痛や深い心の傷を負わせてしまいます。このようなことは先輩と後輩との関係で、同級生同士で、学生と教職員の間で、あるいは教職員間で起こることがあります。そのようなつもりがなかったとしても、このようなことが起きてしまうのがハラスメントの分かりづらいところでもあります。人を傷つけようとする意図がなくてもハラスメントになる危険性があります。安心して気持ちよく毎日を送りたいと思うのは皆の願いです。そのためには、お互いに他人の気持ちを思いやり、自分の発言や言動に責任を持つことが大事です。そして、加害者にも被害者にもならないように気を付け、皆で過ごしやすい修学環境、就労環境を築いていきましょう。
ハラスメント対策
本学にはハラスメント対策室が設置され、ハラスメントの防止と対応に努めています。各キャンパスには、その窓口になるハラスメント相談員が配置されています。学生同士の関係や教職員との関係で不快な思いをしているとき、あるいはハラスメントかどうか判断がつかない場合でもハラスメント相談員に相談してください。とにかく一人で悩まないことが大切です。相談内容は相談者の了承なく他者に話すことはありません。安心して相談してください。
ハラスメント対策室の役割
相談者がハラスメント対策室に対応を望む場合、ハラスメント対策室では事実の確認をもとに、以下の対応を行います:ハラスメント行為をやめるように注意や勧告をする、問題となっている事態の調停を行う、処分案を作成する。こういった対策を取り、修学環境や就労環境の回復に努めます。相談したことや事実確認の証言をすることで不利益を被らないようにしますので安心して相談してください。
ハラスメントの種類
ハラスメントには不適切な性的言動により不快感を与えるセクシュアル・ハラスメントや、不適切な言動により教育、研究、修学に不利益を与えるアカデミック・ハラスメント、社会的な地位や権限を濫用し不適切な言動を行うパワー・ハラスメント、飲酒を強要するようなアルコール・ハラスメント等があります。特にセクシュアル・ハラスメントは痴漢行為やストーカー行為など明確に犯罪行為に該当する深刻な場合もありますので注意が必要です。
【対価型セクシュアル・ハラスメント】
・スリーサイズを聞く
・研究室で二人きりになりたがる
・酒に酔った勢いで抱きつく
・体を押し付けて話す
・コンパの罰ゲームでキスを強要する
・「女なんだから」とお酌を強要する
・特定の学生のみを合宿、コンパ等に誘う
・ボディタッチをする
・肩もみをやらされる・やたら肩をもまれる
・彼氏彼女の有無を聞かれる
・交際を相手にしつこく迫る
【環境型セクシュアル・ハラスメント】
・LGBT等の性的指向・性自認者をからかう
・「男なんだから」「女のくせに」など、職場や教室で性別役割意識に基づく発言をする
・会議や合宿、部活動等で、女性のみにお茶くみや食事の支度、洗濯などを担当させる
・教員が授業中に卑猥な冗談を言う
【アカデミック・ハラスメント】
・正当な理由がなく、研究室への出入りを制限する
・合理的な理由もなく、指導教員が退学や留年を言い渡す
・「放任主義だ」と言って、研究指導やアドバイスを一切しない
・人格を全面的に否定する発言を繰り返す
・些細なミスに対して、適正な指導の限度を変えて、大声での叱責を繰り返す
・正当な理由なく、深夜や休日に指導を行ったり、他人の目が行き届かない環境で個人指導を行ったりする等、不適切な環境で指導を受けることを強要する
【パワー・ハラスメント】
― 部活動やサークル活動で ―
・伝統だからとして、本人の望まないことを無理強いする
・OBやOGが、自分たちが学生だった頃の習慣を押し付ける
― 職場で ―
・大勢の前で罵倒する
・達成不能な業務を割り当てる
・業務に支障が生じることを認識しながら故意に指示・決定を遅らせる
・業務遂行上必要な情報を与えない
・人格を全面的に否定する発言をしたり、些細なミスを大声で繰り返し叱責したり、不当な無視を繰り返したりして、精神的に虐待すること
【アルコール・ハラスメント】
アルコール・ハラスメントの撲滅を目指す特定非営利活動法人ASKおよびイッキ飲み防止連絡協議会では、以下の5項目を主要なアルコール・ハラスメントとして定めています。
①飲酒の強要
②イッキ飲ませ
③意図的な酔いつぶし
④飲めない人への配慮を欠くこと
⑤酔ったうえでの迷惑行為
【フォト・ハラスメント】
FacebookやX(旧Twitter)、インスタグラムなどSNSが普及し、多くの学生が利用しています。SNS上で他人の悪口を書くような品格のない行為は言語道断ですが、勝手に他人の写真(画像)を投稿することがハラスメントになることもあります。自分の画像がSNS上にアップされて迷惑だと感じていても、友人関係を壊したくないため、言い出せずに苦しんでいる人たちがいます。
【その他ハラスメント】
妊娠・出産・育児・介護等を契機にして、修学上・就労上の不利益を被らせたり、修学環境・就労環境を害したりすることで、精神的、肉体的な苦痛を与える場合
相談窓口
本学では「東京都市大学ハラスメントの防止等に関する規程」が制定され、ハラスメント窓口が設置されています。ハラスメントは許される行為ではありません。悪質な場合は、誰にも悟られないようにして行われます。親切心なのか、いやがらせなのか、教育的指導なのか、憂さ晴らしなのか見分けがつかないこともあるものです。躊躇せずに、勇気をもって相談してください。学内の相談窓口と学外の相談窓口が用意されています。利用しやすい方法で相談してください。学外窓口を利用される場合、相談内容によっては学内の相談員と連携することがあります。その際にも相談者の意向を確認し了解を得た上で情報共有が行われます。アクセスにはTCUアカウントが必要です。
学内相談窓口
こちらをクリックして相談窓口を確認し、ご連絡をお願いします。
※閲覧にはTCUアカウントの認証が必要です。
学外相談窓口(ティーペック)
平日のほか、夜間や大学がお休みの際にも相談することができます。
以下のパンフレットを参照し、ご利用ください。
◇24時間電話健康相談
◇メンタルヘルスカウンセリング
◇ハラスメント相談
ご利用案内パンフレット:こちらをクリック
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