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人間科学部の3つの方針 Three Policies
入学者受入れの方針(アドミッションポリシー)
現代の日本社会に求められているものは何か。それは、いのちを大切にし、平和と環境を保持し、人類の持続可能な発展をもたらす社会をつくることである。しかし、日本は、地球環境、経済格差や社会保障など、私たち人類の存続基盤にかかわる大きな課題を抱えている。これらの課題に立ち向かい、解決できるのは柔軟で発想力豊かな若い人たちの力によると考える。
本学部では、人類の「保育・教育」「発達・心理」「文化」「保健・福祉」「環境」について総合的に理解し、その向上に貢献できる豊かな感性としなやかな知性を具えた、高い専門性を持つ自立する人材の育成を目指している。人間とは何かを見つめ、その成長を通して、人、もの、そして社会や自然とのかかわりを自分で主体的に考え、判断し、行動できる学生、また、地球市民として、それぞれの文化を尊重できるグローバルな国際感覚を持つ学生を求めている。
教育課程の編成方針(カリキュラムポリシー)
人間科学部では、人間科学科を置き、以下のような方針に基づいてカリキュラム(教育課程)を編成している。
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基礎的知識と基本的学習能力を獲得し、人間性の基盤となる豊かな教養を培うために、幅広い科目を設置する。
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基礎ゼミ、特別研究、卒業研究などの少人数制の科目を通して、主体的に学ぶ姿勢を育成し、専門性を高めることを目指す。その中で、柔軟な思考力、問題解決力、自己表現力、コミュニケーション力などを培う。
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幼稚園教諭一種、保育士資格取得に必要な科目とともに、知識に偏重しない「体験型プログラム」を提供し、将来の保育者としての保育力・実践力を高める。
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「海外研修」「インターンシップ」「ボランティア」などの科目を通して、現代社会の多様な課題に取り組み、国際的な視点をもって探究する力を養う。
卒業認定・学位授与に関する方針(ディプロマポリシー)
所定の年限在学し、以下の能力を身につけるとともに所定の単位数を修得した者に、学士(児童学)の学位を与える。
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豊かな人間性に根差した学際的教養と、「知」の基盤となる横断的基礎知識、児童の教育・保育および子育て支援の分野に関する専門的知識や技術を修得している。
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「体験型プログラム」を通して、豊かな自己表現力とコミュニケーション力を身につけ、「理論」と「実践」を総合的に応用することができる。
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児童学分野における真理探究のための主体的な学びから、柔軟な思考力、課題探究能力および問題解決力を修得している。
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グローバルな視点から物事を考え、現代的課題に対応しうる倫理観および社会的責任を修得している。