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トピックス詳細(新着情報)
ネパール地震災害義援金に関するご報告とお礼
学長 三木千壽
2015年4月25日にネパールの首都カトマンズから北西80キロメートル付近を震源とするマグニチュード7.8の地震が発生しました。9000人近くの尊い命が失われ、また多くの家屋や学校が倒壊しました。東京都市大学は毎年ネパールにてトリブバン大学と共に海外研修を実施しています。そして、研修においてお世話になっているサッレ村においても大きな被害が出ていることを知り、ネパール研修担当教員を現地に派遣して、被害の状況把握と今後の支援の可能性を探って来ました。これらの状況を踏まえ、本学はネパールへ支援を行うため、学生、教職員そして皆様に呼びかけ義援金を集めました。
皆様から寄せられた義援金は以下の3団体に寄付しましたので報告致します。義援金はネパールの支援と復興計画に利用されます。義援金を寄せて下さった皆様に、この場をお借りして改めてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
義援金合計:921,456円(外貨による義援金(約7,080円))
(1)国連WFP(World Food Program)へ寄付 268,334円
国連が行っているネパール国への緊急食糧支援への寄付を行い、今なお困っている多くのネパール国民に対して支援を行います。
https://ja.wfp.org/
(2)認定NPO法人チャイルド・ファンド・ジャパンへ寄付 300,000円
ネパールにおいて、「子供たちが安心して学べる学校」の建設を目指した復興支援活動を行っています。今回の寄付は学校の復興に役立てて頂きます。
https://www.childfund.or.jp/
(3)トリブバン大学工学部建築・都市計画学科AASHRAYAへ寄付 350,000円
AASHRAYAはネパールのトリブバン大学の学生団体で、震災以降国内13地域にて2,300戸に及ぶトタン屋根を用いたドーム型シェルターを建設しています。このドーム型シェルターは、地震に強くまた低コストの普及が必要との考えに基づき、学生自らが考案したものです。AASHRAYAの学生は、被災地でシェルターの建設もボランティアで行っています。学生を中心とするグループではありますが、トリブバン大学の建築・都市計画学科が責任をもってこのプロジェクトを支援しています。義援金はネパール国の将来を担う若者達が進める復興モデル住宅の建設と普及活動に充てもらうことになっています。
http://ioe.edu.np/
https://www.facebook.com/reliefshelter
※寄付に要した送金手数料についても義援金から支出致しました。