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トピックス詳細(プレスリリース)
株式会社フラットフィールド
東京都市大学
トナミ運輸株式会社
北酸株式会社
株式会社早稲田大学アカデミックソリューション
株式会社フラットフィールド(代表取締役:平野 智一)と東京都市大学(学長:三木 千壽)、トナミ運輸株式会社(代表取締役社長:綿貫 勝介)、北酸株式会社(代表取締役社長:山口 昌広)、株式会社早稲田大学アカデミックソリューション(代表取締役:三浦 暁)が提案した「既販中型重量車の水素エンジン化事業性検証プロジェクト」が、環境省の令和3年度「水素内燃機関活用による重量車等脱炭素化実証事業」に採択され、2021年8月20日に共同プロジェクトが始動しました。
今回始動したプロジェクトは、「走行距離が長く、需要量も大きい重量車(トラック等)」の脱炭素化に向けた取り組みで、既存車両を水素エンジン車に改造し、その実用性の確保と環境性・経済性の評価を行うものです。水素エンジンについてはディーゼルエンジンと比較して出力不足が弱点となりますが、本プロジェクトの成果により、2022年6月15日時点で、既存のディーゼルエンジン並みの出力(下図参照)を得るところまで到達しました。今年度後半には実用化を目指して耐久試験を実施する予定です。
車両については、積載量の確保(ベース車両の70%以上)を目指します。また、事業化に向けては経済性を重視する観点から水素化部品のキット化を含めたコスト削減策を検討します。
この目的達成のため、株式会社アネブル、株式会社リケン、東京プラント株式会社、マーレエンジンコンポーネンツジャパン株式会社、マーレエレクトリックドライブズジャパン株式会社、日本特殊陶業株式会社、エルリングクリンガーマルサン株式会社、株式会社IHI、ENEOS株式会社をはじめとする自動車産業に携わる多くの企業様のご協力のもと順調にエンジンおよび車両の開発が進められています。
本プロジェクトで開発する車両は、今後、富山県において環境性・経済性を確認するための実証試験を行い、貨物事業における実用性や耐久性の評価も行った上で、2026年度の社会実装(販売開始)を目指しています。
問い合わせ先
■株式会社フラットフィールド
電話:046-220-0670
E-mail:kobayashi@flatfield.co.jp
■東京都市大学 学長室(広報担当)
電話: 070-7091-7602
E-mail:toshidai-pr@tcu.ac.jp
■トナミ運輸株式会社 経営企画室
電話:0766-21-7411
■北酸株式会社 環境エネルギー部
電話:076-441-2461
E-mail: kikaku@hokusan.co.jp
■株式会社早稲田大学アカデミックソリューション 社会連携企画部(井原)
E-mail: y.ihara@w-as.jp