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トピックス詳細(イベント・行事)

2022年11月17日(木)、SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)スクランブルホールとオンラインにて「東京都市大学 産業DX人材育成事業シンポジウム2022シンポジウム ~デジタル技術と環境教育・研究を駆使した脱炭素社会の実現と大学への期待 ~」を開催し、企業・大学関係者を中心とする72名の方々にご参加いただきました。
同シンポジウムは、令和3年度文部科学省大学改革推進等補助金(デジタル活用高度専門人材育成事業)「デジタルと専門分野の掛け合わせによる産業DXをけん引する高度専門人材育成事業」に採択された「カーボンニュートラルを実現するための高度デジタル・環境・エネルギー人材育成プログラム」の一環として開催したもので、現在本学では、同プログラムのもと、ハード・システム・ソフトの三側面から脱炭素社会の構築を担う教育活動を推進しています。
シンポジウムは2部構成で開催し、第1部は「カーボンニュートラル社会の実現に向けた行政・企業・大学の役割」と題して、文部科学省高等教育局専門教育課からの我が国を取り巻く状況と政策の動向、具体的な制度、支援体制などの概要説明に始まり、続いて、東京電力パワーグリッド株式会社 取締役副社長(本学客員教授) 岡本 浩 氏と東芝エネルギーシステムズ株式会社 チーフフェロー 小坂田 昌幸 氏から、それぞれ自社におけるカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みについてご紹介いただきました。その後、本学のサステナビリティ教育・研究について、環境学部長 史 中超 教授から、本学におけるSDGs達成への取り組み、学習・研究環境(キャンパス)、教育改革(カリキュラム)、社会連携(コミュニティ)、探究モード(SD-PBL)などについてご紹介しました。 第1部の最後には、モデレーターを本学 環境学部の佐藤 真久教授が務め、基調講演をしていただいた岡本 浩 氏と小坂田 昌幸 氏、そして環境学部から伊坪 徳宏 教授が参加しパネルディスカッションを行ないました。その中では、カーボンニュートラル社会の実現に向けた行政・企業・大学の役割とその連携の可能性、デジタル技術と環境教育・研究を駆使する大学への期待について、企業の視点、大学からの視点から、活発な議論が展開されました。
第2部では「都市大DX×環境・エネルギー人材教育活動の紹介」として、本学の教授陣がそれぞれ、教育・研究の取り組みを紹介しました。
その後、SHIBUYA QWS内のオープン空間「クロスパーク」では、本学学生が参加しポスターセッションが行われ、本学の産業DX人材育成に関する数々の取り組みを紹介しました。
※当日の様子が、工業ガス専門誌「ガスレビュー(No.998) 」にて、紹介されました。(2022/12/21更新)
※動画を公開しました。(2022/12/16更新)

三木千壽 学長

基調講演① 前田 隆司 氏

基調講演② 岡本 浩 氏

基調講演③ 小坂田 昌幸 氏

史 中超 環境学部長

パネルディスカッション
デジタルと専門分野の掛け合わせによる産業DXをけん引する高度専門人材育成事業
デジタル社会への環境変化に対応した資質・能力を涵養するため、DX教育設備を活用した教育カリキュラム開発や実験・実習の高度化など、「デジタル×専門分野」の教育を進め、我が国の産業界等のデジタル化・高付加価値化をけん引する高度専門人材育成を加速することを目的としています。(文部科学省ウェブサイトより)
カーボンニュートラルを実現するための高度デジタル・環境・エネルギー人材育成プログラム
エネルギーマネジメントの基礎とデジタルリテラシーを理解し、IoT技術を駆使したデータ分析能力に秀でた高度環境・エネルギー人材を実践的な教育を通して育成し、脱炭素社会の実現に貢献することを目的としています。
■関連リンク
文部科学省 デジタルと専門分野の掛け合わせによる産業DXをけん引する高度専門人材育成事業 に採択されました
<当日のプログラム>
【第一部】カーボンニュートラル社会の実現に向けた行政・企業・大学の役割 |
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時間 |
内容 |
登壇者 |
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13:00 – 13:10 |
挨拶 |
東京都市大学 学長 三木千壽 |
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13:10 – 13:40 |
基調講演① |
文部科学省高等教育局専門教育課 |
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13:40 – 14:10 |
基調講演② |
東京電力パワーグリッド株式会社 |
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14:10 – 14:40 |
基調講演③ |
東芝エネルギーシステムズ株式会社 |
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14:40 – 15:00 |
東京都市大学におけるサステナビリティ教育・研究について |
環境学部長 史 中超 |
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15:00 – 15:40 |
パネルディスカッション「デジタル技術を駆使したカーボンニュートラル社会の実現に向けた行政・企業・大学の役割とは?」 |
パネラー:岡本 浩 様/小坂田 昌幸 様/環境学部 教授 伊坪 徳宏 |
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【第二部】都市大DX×環境エネルギー人材教育活動の紹介 |
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時間 |
内容 |
登壇者 |
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15:55 – 16:05 |
①工場IoTとシミュレーション |
環境学部 准教授 大久保 寛基 |
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16:05 – 16:15 |
②風力発電と生態系 |
環境学部 准教授 北村 亘 |
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16:15 – 16:25 |
③エネルギーマネジメントシステム |
環境学部 准教授 加用 現空 |
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16:25 – 16:35 |
④サイバーフィジカルDX |
理工学部長 岩尾 徹 |
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16:35 – 16:45 |
⑤情報教育 |
メディア情報学部長 岩野 公司 |
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16:45 – 16:55 |
⑥カーボンフットプリントと環境情報見える化 |
環境学部 教授 伊坪 徳宏 |
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16:55 – 17:00 |
閉会挨拶 |
東京都市大学 副学長 大上 浩 |
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17:00 –18:00 |
ポスターセッション(現地参加者のみ) |
【主催】東京都市大学、SHIBUYA QWS Innovation 協議会
【後援】文部科学省、横浜市、川崎市、公益財団法人横浜企業経営支援財団、公益財団法人川崎市産業振興財団