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平成30年3月23日(金)に、本学二子玉川夢キャンパスにおいて「TA・SAのためのリーダーシップ研修会」を開催しました。
この研修会は、学内で主に下級生向けの学習支援を担当する学生、地域の方々あるいは子ども向けのさまざまなプロジェクトを企画・運営している学生を対象に、リーダーシップ能力を向上させることを目的として、工学部教務委員会が中心になって開催したものです。
当日は、本学の3つのキャンパスから、授業・実験・実習の補助業務を担当する大学院生の「ティーチング・アシスタント」(TA)と学部生の「スチューデント・アシスタント」(SA)、ラーニング・コモンズで学習支援を担当する「ラーニングサポーター」、二子玉川夢キャンパスを拠点として科学体験やものづくりのイベントを企画・運営し、地域の子どもたちに科学の面白さを伝える「夢キャンコミュニケーター」が集まり、合計28名の学生が研修を受講しました。
はじめに、各学生スタッフの代表者が取組内容を紹介した後、日頃の活動において意識して取り組んでいること、苦労していること、抱えている課題やその解決策などについてグループに分かれて議論を行い、後半ではその内容を全員で共有しました。
参加した学生からは、「自分の考えをまとめることにも繋がり、今後のTA活動に良い刺激になった」「様々な学科の学生と意見を交わせてよかった」等の感想が多く寄せられ、今後の活動へのフィードバックが期待できる結果となりました。また、今回の研修に参加した学生が日頃から高い意識を持って活動に取り組み、さらにグループワークでキャンパスや業務の垣根を越えて真剣に議論を行う様子を受けて、主体的に活動する学生が将来必要になる素養を確実に身に付けていくための継続的な研修機会の創出と、研修内容の一層の充実に努めていく必要があることを改めて認識する機会となりました。

渡邉工学部教務委員による説明

活動代表者による取組紹介

活動代表者による取組紹介

グループワーク

グループワークの結果発表

伊藤教育開発室員による講評