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トピックス詳細(イベント・行事)
3月27日(月)世田谷キャンパスにて、未来都市研究機構による研究紹介としてキックオフシンポジウムを開催しました。未来都市研究機構は、2016年7月に東京都市大学総合研究所内に設置され、東京圏を対象に人だけでなく都市のハードとソフトの高齢化に起因するエイジングシティ問題に関する全学的な学際研究に取り組む組織です。シンポジウムのテーマは、「~持続可能で魅力的な成熟都市の形成を目指して~」。他大学や企業の研究者、関係省庁の方々などのご参加で、200席の会場が満席となる関心の高さの表れたシンポジウムとなりました。
三木千壽学長の「都市研究の都市大として、都市研究を本学の重要なミッションととらえ、未来都市研究機構をスタートします」という挨拶で始まったシンポジウム。涌井史郎特別教授による特別講演では「都市研究の今後の方向性」というテーマでエイジングシティ問題へのさまざまな解への期待が語られました。 宮本和明機構長からは、「未来都市研究機構が目指すもの」として、機構の研究体制や個別テーマ、今後の広がりなどが発表されました。
つづいて研究紹介では、未来都市研究機構の5つのユニットからそれぞれ研究紹介が行われました。
『エイジングインフラマネジメント』ユニットからは、
関屋英彦助教による「新しいセンサ技術による橋梁の維持管理」について
『グリーンインフラマネジメント』ユニットからは、
飯島健太郎教授による「グリーンインフラ・マネジメントの研究課題」について
『シニアライフマーケティング』ユニットからは、
今井龍一准教授による「ビッグデータに基づく都市活動の将来予測」について
『デイリーライフサポート』ユニットからは、
西山敏樹准教授による「買物支援システムの研究開発・検証・評価」について
『ヘルスケアサポート』ユニットからは、
柴田随道教授による「安心街歩きのためのIoT活用」について
5つのユニットからの発表の後、発表者が壇上に揃い全体討論を開催。交通関係、環境研究関係などそれぞれの分野で活躍される参加者からの質問が相次ぐなど、今回のキックオフシンポジウムは盛況のうちに終了しました。
閉会後は場所を移し、意見交換会を開催。本学研究者と参加者が熱心に情報交換する姿が見受けられました。