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トピックス詳細(その他)
東京都の「大学研究者による事業提案制度」にて、本学教員による提案が採択されました。
今回、同制度には61件の応募があり、その中から有識者による審査で16件の事業候補案が選定された後、都民による投票(7,020票)が行われ、この結果を踏まえて本学の提案を含む6件が採択されました。
同制度は、東京に集積されている知を、都政の喫緊の課題解決や東京の未来の創出に資する政策立案へと活用するため、都内大学研究者からの研究成果等を活かした事業提案を募集し、東京都と研究者・大学との連携事業等を企画・実施することで、研究者・大学と連携・協働して事業を創出し、より良い都政を実現することを目的とした制度です。(募集要項より)
この採択に伴い、2020年2月12日(水)、都庁にて行われた感謝状贈呈式へ事業提案者の横田准教授(代表)と丹羽准教授が出席し、小池百合子都知事より賞状とトロフィーを授与されました。
今回採択された提案の詳細は以下のとおりです。
分野:防災力の向上、都市インフラの整備
事業名:市民科学プログラムによる都市型水害に備えるアイディアの実践
提案者氏名:横田 樹広 (環境学部環境創生学科・准教授)
丹羽 由佳理( 〃 〃 )
提案概要:
豪雨対策と環境改善の両立を目指した「水辺や緑の活用・管理のあり方」を、市民科学プログラムにより
提案を行い、都民・企業・行政・大学など、流域に関わる多様な主体との協働によって、都市型水害に備
えるアイディアを実践する。
〇 防災・環境まちづくりに向けた市民科学プログラムの実践
・豪雨対策における水と緑の管理・活用やそれによる流域環境の改善方法を具体化していくための市民
科学プログラムを、モデル流域・地域において実践する。特に、「雨水の浸透・貯留の促進策」・
「水辺や緑の活用・管理のあり方」を提案する。
〇 流域の多様な主体との連携によって、都市型水害に備えるアイディアを具体化
・ 流域における再開発などの都市開発事業において、豪雨時の防災性と平常時のQOLを両立した環境の
整備・活用のあり方を「流域まちづくりガイドライン」としてとりまとめ、セミナーなどを通じて
事業者・NPO・都民等へ展開していく。
「大学研究者による事業提案制度」の事業詳細と、今回の採択課題決定の発表内容詳細は東京都のサイトをご参照ください。
◇東京都・HP「大学研究者による事業提案制度」
https://www.zaimu.metro.tokyo.lg.jp/zaisei/teian/2daigaku.html