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トピックス詳細(その他)
国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の2019年度「国際研究開発/コファンド事業/日本―ドイツ研究開発協力事業(CORNET)」に、本学・三原雄司教授らの提案テーマが採択されました。
同事業(CORNET)は、NEDOが日本の企業等が参画する国際共同研究開発プロジェクトに対し、コファンド形式※で資金支援を行うことにより、新技術等の海外展開促進を図るものです。
※コファンド形式:NEDOが海外の技術開発マネジメント機関等と連携し、NEDOが日本企業等に海外機関が海外企業等に対し資金支援を行う
今回採択された提案の詳細は以下のとおりです。
テーマ名 : ピストンリング周りの燃料とオイル挙動の明確化研究
研究代表者 : 三原 雄司 本学 総合研究所 イノベーション研究機構 高効率水素エンジン・エンジントライボロジー研究センター センター長、同 工学部 機械工学科 教授
共同提案者 : 自動車用内燃機関技術研究組合
東海大学
実施体制 :
(日本側) 自動車用内燃機関技術研究組合
東京都市大学
東海大学
(ドイツ側) Forschungsvereinigung Verbrennungskraftmaschinen e.V
ハンブルグ工科大学
ミュンヘン工科大学
■研究開発概要
本研究は、ピストンリング周辺の燃料、エンジンオイルの挙動を的確に把握し、結果的に二酸化炭素(CO2)、また炭化水素(HC)や粒子状物質(PM)などのエミッション低減に貢献することを目的とし、そのための計測手法を確立させることを目標とする。
上記挙動を把握するため、独自技術である東海大学のフォトクロミズムによる燃料・オイル流れ計測、またハンブルグ工科大学の瞬時オイル消費、燃料希釈計測を活用する。エンジン評価は、潤滑計測、解析に長けたミュンヘン工科大学、東京都市大学がそれぞれガソリン、ディーゼルエンジンで実施する。
本研究は、今後予定される予測モデル開発に役立つ他、諸元変更によるオイル消費、エミッション影響の理解も進み、産の設計開発にも役立つ。
□「国際研究開発/コファンド事業/日本―ドイツ研究開発協力事業(CORNET)の事業詳細と今回の採択課題決定の発表内容詳細はNEDOのサイトをご参照ください。
◇NEDO・HP 国際研究開発/コファンド事業/日本―ドイツ研究開発協力事業(CORNET)
https://www.nedo.go.jp/koubo/AT092_100140.html
◇NEDO・HP 国際研究開発/コファンド事業/日本―ドイツ研究開発協力事業の採択について
https://www.nedo.go.jp/koubo/AT093_100140.html