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トピックス詳細(イベント・行事)
2021年3月10日(水)、「第2回 東京都市大学ビジネスプランコンテスト」をオンラインで開催しました。
同コンテストは、1997年に開学した環境情報学部(現:環境学部・メディア情報学部)の一期生らが発起人となり、実行委員長を中村雅子教授(メディア情報学部 社会メディア学科)が務めて、昨年1月に初めて開催し今回で2回目を数えます。前回同様、本学の学生および若手研究者を対象に事前説明会を開催、実際にエントリーのあった25チーム(第1回は15チーム)の中から、書類審査を通過して最終選考に残った5チームが、卒業生有志の指導によるブラッシュアップを経てコンテストに臨みました。
また、前回に引き続き審査は本学の卒業生でもある起業家の皆さんにご依頼して、審査員長を株式会社オールアバウト代表取締役社長の江幡哲也 氏(1987年電気工学科卒)、審査員を株式会社デジタルシフトウェーブ代表取締役の鈴木康弘 氏(1987年電気工学科卒)、アイロボットジャパン合同会社代表執行役員社長の挽野 元 氏(1992年電気工学専攻修了)、株式会社トリドールホールディングス執行役員の磯村康典 氏(1993年機械工学科卒)という錚々たるメンバーに務めていただきました。
当日は各チームとも、質疑応答も含め約15分の持ち時間を存分に使って、集客のアイデア、サービスの優位性、必要な資金などのビジネスプランを具体的にプレゼンテーションし、その後の厳正な審査を経て、優秀賞には人と人とのつながりをテーマとした2つの提案「てづくりっこ」と「M+」が、最優秀賞には、性別違和の人々を対象として、ビジネス化の実現可能性に秀でたプランを提案した「EtB」が選出されました。
江幡審査員長の講評では、「どのプランも大変素晴らしく、甲乙つけがたい可能性を秘めていた。我々も皆さんへの支援は惜しまない。あきらめずに磨きをかけて実現に向けて頑張って欲しい」とのエールを頂きました。
また、最後に挨拶に立った関副学長からは、「今回で2度目の開催となった本コンテストですが、ビジネスマインドを醸成するには、今日のような機会がとても大切だと考えます。今後も恒例行事としてぜひこのコンテストを継続したいと考えております。」とのお話がありました。
ビジネスプランを発表した5チームとそのプランの概要は下表の通りです。
ビジネスプラン名 |
発表者 |
プラン概要 |
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Town Code |
花澤 怜(理⼯学部 機械システム⼯学科 1年) |
地域の商店街が抱える課題を学⽣とITでサポートする |
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TEAM SPOTS |
味香優希・永原和真(メディア情報学部 社会メディア学科 3年) |
情報発信と人材リサーチの効率化によって学生のチーム作成を支援する |
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てづくりっこ |
髙橋知里(知識工学部 知能情報工学科 2年) |
安全で手間がかからない+親子で楽しめる食育キット |
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M⁺(エムプラス) |
板倉夏帆・金澤 碧(都市⽣活学部 都市生活学科 2年) |
軽度認知障がい者を健常者へと回復させるマッチングサービス |
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EtB |
田﨑陽介(総合理工学研究科 建築・都市専攻 博士後期課程 5年) |
性別違和の⼈のための美容室検索サイト |
2021年3月19日(金)、最優秀賞を受賞した田﨑陽介さんに賞状・賞品が授与されました。おめでとうございます。
田﨑さんコメント
0からビジネスプランを作成するという貴重な経験が出来ました。また、このコンテストを通じ、卒業生の方から、メンターとして約1か月に渡りサポートして頂きました。ご指導の手厚さ、質の高さにとても驚きながら、自分でも成長が実感できた日々でした。この場を借りて、関係の皆さまに厚く御礼申し上げます。誠にありがとうございました。