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トピックス詳細(イベント・行事)
2023年12月13日(水)、世田谷キャンパスにて海外インターンシップ成果報告会を開催しました。
海外インターンシップは、専門技術力とともにグローバルを生き抜く逞しさを持った若者を育てるため、自分達の学んできたことに対する実践の場として、また、他の国々の本当の姿を知る場として、独自に開発し改良を重ねてきたプログラムです。
今期はアメリカやフィリピン、タイ等、5ヶ国・10ヶ所のプログラムへ36名の学生が参加し、本プログラムを通じた体験について、協力企業や学内の教職員・在学生・卒業生を対象に成果報告会として紹介しました。
開会に先立ち、三木学長(当時)と海外インターンシップ専門委員会の桃沢委員長から「本学学生を受け入れてくださった企業様や組織、校友会の皆様を始めとする関係者各位、そして、五島育英会からの奨学金によって、様々なバックグラウンドがある学生でも手を上げ、自らの力で経験できる貴重なプログラムになりました。コロナ禍を経て、本プログラムは13年目を迎え、全学的なグローバル推進により、様々な国際化推進プログラムが走り出しました。今では国際的に活躍したいという頼もしい学生が応募してくれるプログラムに成長することができました」と関係者各位への感謝とともに、本プログラムの歩みが語られました。
100名近くが集まった会場では、インターンシップを経験した5グループ14名の代表学生が、自身の就業体験を発表しました。オーストラリアのデベロッパー企業に参加した都市生活や都市工学を学ぶ3名の学生は、期間中に与えられたテーマから商品開発を提案。製造から販売、そして様々なユーザーとのコミュニティー形成を含めた提案に、派遣先企業から「これまでのインターンシップで1番の成功例のひとつ」と評価いただいたとの報告がありました。その他のグループでは、全ての発表スライドを英語で作成したり、失敗による今後の課題に気づいたり、各派遣先でのたくさんの学びが報告されました。
最後に今年度プログラムに参加した36名の学生から、関係者各位へ謝辞が述べられた後、会場を移し、全派遣先のポスター発表が行われ、参加学生と来場した企業関係者の交流が深まりました。
2011年度よりスタートした本プログラムは、2023年度夏期までに累計349名の学生を派遣してきました。協力企業から「参加学生の意識の高さを感じた」、「主体的な学びができるサイクルを体現している」と評価があり、今後も派遣先企業の開拓やプログラムの質向上を図ってまいります。