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トピックス詳細(プレスリリース)
東京都市大学
東京都市大学(東京都世田谷区、学長:三木 千壽)は、新産業の創出やイノベーション(技術革新)には多様な視点や発想が欠かせないことから、理工学部の女子学生比率の向上を目的として、2024(令和6)年度の「総合型選抜 学際探究入試(理工系)」に「理工学部女子枠」を新設します。
新設する女子枠で入学した学生は、選抜制で女子学生の参加率が高いアクティブラーニング型プログラム「ひらめき・こと・もの・くらし・ひと」づくりプログラム(追加費用なし)※1への参加が確約されます。同プログラムは分野横断・文理融合の学びを促すカリキュラムで、専門や興味の異なる学生同士が対話を重ねてアイデアを出し合い、問題解決に取り組んだ後、その成果を省察して学びを深め、幅広い教養と深い専門性の修得をはかるものです。
本学は、1929年の創立以来ながく工学系の単科大学として教育研究に取り組んできました。その後、1997年の文理融合系学部の開設を機に総合大学化をおし進め、2009年には社会科学系と人間科学系の2学部を開設するなどして、現在では在学生に占める女性の比率は約3割まで増加しました。
一方、理工学部では女子学生比率の改善に向け、これまでにも女子高への出張授業や、本学を卒業して社会で活躍する女性卒業生の協力を得て作成した「ロールモデル集」を配布するなど、さまざまな取り組みを行ってきましたが、いまだに女子学生比率は2割に届かないままです。
本学では、今回の女子枠新設を通じて理工学部の女子学生が増加することと同時に、学部内で少数派の女子学生同士が1年生の前期から始まる「ひらめき・こと・もの・くらし・ひと」づくりプログラムの参加を通じて、学科を越えた同性の仲間づくりが進むことにも大きな期待を寄せています。
【総合型選抜 (1段階型選抜)学際探究入試(理工系) 概要】
タイプ1(理工学部探究枠)
タイプ2(理工学部女子枠)
タイプ3(電気電子通信工学科国際志向枠)
1、対象学部学科
理工学部 全7学科(機械工学科・機械システム工学科・電気電子通信工学科・医用工学科・応用化学科・原子力安全工学科・自然科学科)
2、入学資格
■「入学資格」は本学学則第25条による。
■「出願要件」は次のすべての要件に該当すること。
①前記「入学資格」を満たす者(以下を含む)。
※令和6(2024)年3月31日までに卒業、修了または合格見込みの者
※令和6(2024)年3月31日までに18歳に達する者
②当該入試と連接するプログラムの趣旨を理解し、当該学科で教育を受けるに十分な基礎学力を有し、以下の条件を満たす者。
3、募集人数・出願要件・選抜方法
募集人員 |
タイプ |
出願条件・選抜方法 |
全タイプ合計18名 |
タイプ1(理工学部探究枠) |
詳細はウェブサイト(2024年度入試概要)をご覧ください。 |
タイプ2(理工学部女子枠) |
〈出願条件〉 |
|
タイプ3(電気電子通信工学科国際志向枠) |
詳細はウェブサイト(2024年度入試概要)をご覧ください。 |
4、選考日程
出願期間 : 2023年 9月12日(火)~9月19日(火)
試験日 : 2023年10月 7日(土)
合格発表 : 2023年10月17日(火)
※1
「ひらめき・こと・もの・くらし・ひと」づくりプログラム
文部科学省の令和2年度 大学教育再生戦略推進費「知識集約型社会を支える人材育成事業」これからの社会で新たな価値を創造できる力を身につけ、新時代のリーダーとなることを目指す学生が参加できる教育プログラム。未来の人々が求める社会をデザインし、つくるための「ものづくり」と「くらしづくり」力、それを発想し物語を生み出すための「ひらめきづくり」と「ことづくり」力、そして多様な人と共創して価値を生むための「ひとづくり」力と、情報社会で正しくデータを活用するための「AI・ビッグデータ・数理データサイエンス」の6つの力を強化する学びを通し、多角的なスキルを修得する。
https://hirameki.tcu.ac.jp/
対象学科 2021~2023年度合計
在学者数 |
プログラム受講者数 |
プログラム受講選択率 |
|
女性 |
140 |
60 |
約43% |
男性 |
1,217 |
449 |
約37% |
2024年度入試概要
https://www.tcu.ac.jp/entrance/summary/
▼本件に関する問い合わせ先
東京都市大学 入試センター
E-mail : kouhou@tcu.ac.jp
▼報道機関問い合わせ先
東京都市大学 学長室(広報担当)
E-mail : toshidai-pr@tcu.ac.jp